四万温泉群馬県

こしきの湯 (四万温泉) ★3.5

単純温泉
(湯の泉) 42.81度 / ph8.2 / H7.12.15
Na+ = 100 / K+ = 4.52 / Ca++ = 191 / Cl- = 49.3
SO4– = 578 / HCO3– = 11.6 / CO3– = 6.97
H2SiO3 = 28.8 / 成分総計 = 970mg

群馬県吾妻郡中之条町大字四万4400-27
0279-64-2810
男女別内湯
400円
10:00 – 17:00 (冬季間休館)

ダムで形成された奥四万湖畔にあるセンター系施設で、四万せせらぎ資料館内に併設されています。
辺りにはダムとこの建物以外に何も無く、こんな所に誰が来るのだろうと思いきや、ダム見物者が結構多くて驚きです。
家族連れがダムを見下ろして楽しそうにしており、なんだか微笑ましいですね。
どうでも良いですが、この湖、物凄く青いんです。まるで鉄輪温泉の「神和苑」のような鮮やかなブルーで、同じような成分が溶け込んでいるのでしょうか・・・?


もしくは、草津にあるような酸性中和剤みたいな薬品を入れた事によってこんな色になっているのかな・・・?
施設の人に聞いておくべきだった・・・

温泉は内湯のみの、まるで共同浴場のようなシンプルなものです。
洗い場数人分と、浴槽がひとつあり、浴室内から湖を見下ろす事が出来ます。
肝心のお湯はと言うと、ん~・・・生臭いです。
なんと言うか、鮮魚の臭いと言うか・・・
下諏訪温泉の新湯共同浴場で嗅いだものと同じ系統の臭いがします。
きっとこう言うお湯なのかな?
湯口のお湯を口に含みましたが、ほんの僅かに塩分を感じる程度のもので、味覚的にはそれほど特徴はありません。
掛け流しにされているようで、鮮度はよく、しっかりと暖まります。
何度か出たり入ったりしているうちに、生臭い臭いにも慣れてしまい、気持ち良く入浴をする事が出来ました。
それにしても、この臭いの正体はナンダロウなぁ~・・・

余談ですが、数年前までこの近くに「湯の泉」と呼ばれる野湯があったそうです。
今ではその野湯は取り壊され、代りにこの「こしきの湯」が建てられました。
源泉名が「湯の泉」となっており、それはその時の名残かな?
懐かしい思い出が蘇る温泉ファンも多いのではないでしょうか?

2007-4/22

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