ナトリウム・カルシウム-塩化 物・硫酸塩・炭酸水素温泉
(笹の湯) 41.4度 / ph7.3 / 286L / 採掘自噴
Na+ = 236 / K+ = 36.5 / Mg++ = 45.4 / Ca+ = 78.2
Cl- = 239 / SO4– = 286 / HCO3- = 344
H2SiO3 = 137 / HBO2 = 4.74 / CO2 = 25.3
成分総量 = 1430mg
群馬県吾妻郡嬬恋村大字三原145
0279-97-3586
男女別内湯
300円
営業時間 要確認
JR吾妻線の終点一つ手前、万座鹿沢口駅のすぐ近くにあります。
以前訪れた平治温泉の共同浴場とは川を挟んだ位置にありますが、同じ源泉を引いていると聞いて前々から興味がありました。
ナビに電話番号をセットし、いざ出陣です。
さて、勇んで向かってみたのは良いですが、全然場所が分かりません。
どうも付近まで来ているらしいですが、ナビは「目的地周辺です」とか言って案内をやめてしまいます。
うーん、色々とグルグルまわってみたのですが、サッパリ場所分からず。
結局、駅前にある観光案内所で場所を聞いてしまいました。
教わったとおりに行くと、住宅街の行き止まりのような所にポツンと佇んでいました。
実に分かり辛い。コリャ、迷わず行けと言われても無理だわ・・・
さて、宿に入り、入浴をお願いし、早速お風呂場へ。
お風呂は男女別でそれぞれ内湯があるのみです。
ところで、非常にどーでも良い話なのですが、浴場へ向かう途中にヘンな光景を見つけました。
それがコレ。横に5つも並ぶ個室トイレです。
どうやら、左3箇所は女性用、右端は男性用で、右から2番目には札が下がっていないのでどちらが使ってもOKな感じです。
うーん、珍しい光景です。何も個室を5つも並べなくても・・・
見た限りではそんなに大きな宿でもないのですが、このトイレが一度に全部埋まることはあるのでしょうか・・・?
さて、話を戻して、お風呂です。内湯のみです。
簡単な洗い場と湯船があるだけのとてもシンプルな造りをしています。
お湯はほんのり濁って見える透明なもので、僅かながら黄味がかった色をして見えますが、湯船自体が暗い色をしているので、あまり良く分かりません。
ほんのり鉄臭と炭酸臭が香るお湯で、平治温泉の共同浴場で感じたものと同じ印象です。
温めの源泉が勢い良く掛け流されており、鮮度はとても良いです。
ただ、共同浴場のお湯は驚くほど盛大に泡が付いたのですが、ココでは全く泡がつきません。
源泉からの引湯距離が原因でしょうか。期待していただけにちょっと残念。
しかし、気持ちが良いお湯である事には間違い無く、温めなのでいつまでも湯船の中に入っていられます。
気が付いたらウトウトしてしまい、湯船の中で30分くらい寝てしまいました。
余談ですが、面白いと思ったのがここの湯口です。
ライオンのレリーフになっており、それ自体は結構他所でも見かけるものなのですが、なんと、そのライオンの口にゴムホースが刺さっているのです。
うーん、ライオンがかわいそう。ちなみに女湯も同じだったそうです。
共同浴場と同じ源泉という事で、どうしても比較してしまいますが、ココのお湯単体で考えた場合、かなりハイレベルで素晴らしいものです。
疲れを気にせずにゆっくり浸かれる新鮮で温いお湯もとても気に入りました。
いやぁ・・・こんなに時間が過ぎる事を忘れさせてくれたお湯も久しぶりです。
ココはとっても気に入りました。
宿泊して一晩中お湯を楽しんでみたいですね。
オススメの一湯です。平治温泉の共同浴場とあわせて是非どうぞ!
2006-5/28
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