群馬県草津温泉

御座之湯 (草津温泉) ★3.5

酸性・含硫黄-アルミニウム- 硫酸塩・塩化物温泉
(源泉名:湯畑) 55.7度 / ph2.08 / 4437L
Na+ = 43.5 / K+ = 13.5 / Ca++ = 72 / Fe++ = 15.13
Al3+ = 45.2 / Cl- = 305 / SO4- = 654 / HSO = 183
H2SiO3 = 246 / HBO2 = 7.09 / H2S = 8.8
蒸発残留物 = 1640mg

酸性-塩化物・硫酸塩温泉
(源泉名:万代鉱) 96.5度 / pH1.6 / H25.5.15
Na+ = 101 / K+ = 57.9 / Ca+ = 102 / Mg+ = 57
Fe+ = 6.31 / Mn+ = 2.89 / Al+ = 47.1 / H+ = 26
F- = 23.2 / Cl- = 742 / SO4- = 836 / HCO3- = 732 / Br- = 2.9
H2SiO3 = 501 / HBO2 = 18.7 / H2SO4 = 48.1 / CO2 = 14.7
成分総計 = 3320mg

群馬県吾妻郡草津町草津421
0279-88-9000
男女別内湯
大人 800円、子供 400円
7:00 ~ 21:00 (12月~3月末は8時から)

2013年の4月にオープンした草津温泉の御座之湯です。
場所は湯畑の目の前、共同浴場白旗の湯のすぐ隣。
とても立派な建物で、湯畑に行ったら必ず目に留まる立派な建物です。

実は私、草津には何度も訪れており、毎回必ず湯畑には行きますけど、この御座之湯はずっと素通りで一度も利用した事がありませんでした。
草津には無料で入れる共同浴場が沢山ありますので、これと言って惹かれるものが無かったんですよね。
それどころか、以前この場所には有料の町営駐車場があり、草津に来る度何度も利用していました。
その駐車場が潰されてしまったわけで、こんなのが建ったせいで不便になったなぁ位に思っていた訳で・・・ (;^ω^)

今回は予定無しで草津に立ち寄ったのですが、折角だから今まで入った事の無い所に行こうとなり、オープンしてから10年経って初めて利用させて頂きました。

この御座之湯ですが、公式ホームページの説明によると、江戸~明治の時代に湯畑周辺には御座之湯、綿の湯、かっけの湯、滝の湯、鷲の湯という5つの共同湯があったそうで、その中のひとつ「御座之湯」を再建したものなのだそうです。
再建と言われると、当時あったものを忠実に再現して建てたようなイメージを持ちますが、実際のところどうなんでしょうね?
外観もですが、内部も物凄く立派です。
当時こんなに立派な共同浴場があったのだろうか?と言う気がしないでもありません。

入浴料はつい最近値上げしたみたいで、800円です。
普通に考えても結構な金額だと思いますが、無料で入れる共同浴場が至る所にある草津ですので、物凄く高く感じます。

お風呂は内湯のみで、石之湯と木之湯の2箇所があり、日によって男女を入れ替えています。
私が訪れたこの日は木之湯が男湯でした。

浴室内は撮影禁止なのでパンフレットの写真で代用。
内湯のみですが結構広々としていて快適です。
浴室入って右側に洗い場が数人分、左側に湯舟があります。
パッと見で4つに分かれて見える浴槽ですが、前後2つの湯舟の間に木が渡されていてそう見えるだけで、実質湯舟は2つですね。

手前の湯舟は万代鉱、奥が湯畑源泉です。

万代鉱と湯畑の源泉2個が並んでいる湯舟って、珍しいかもしれませんね。
こうして入り比べる事が出来るのは面白いです。

実際入り比べてみて、万代鉱のお湯は硫黄臭皆無でヌルっとした肌触り、湯畑の方は僅かに硫黄臭がしてキシっとした肌触り、確かに微細な違いはありますが、何も聞かされずに黙って入ったらほとんど違いなんて分からないレベルかもしれません。
何度となく入っている草津のお湯ですので、今更って感じがしますけど、気持ちが良いお湯である事には違いありません。

この日はバイクで渋峠から降りて来た後で、体が全身冷え切っていたので、泉質云々以前に、暖かければ何でも気持ちが良い状態。
寒さで凍り付いていた体がゆっくり解凍されていくのを感じながら、気持ちの良い湯浴みを堪能出来ました。

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浴後休憩室があったので覗いてみました。
う~ん、なんとも立派です!
ここまで作り込んだか! って感じですね。

無料の共同浴場がそこら中にある草津で800円は、確かに高いです。
でも、たまには高いお金払って来るのもアリかもしれませんね。

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2023年 10月18日 - 初訪問・日帰り入浴

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