群馬県草津温泉

旅館 八雲(草津温泉) ★4.0

酸性・含硫黄-アルミニウム・ 硫酸塩・塩化物温泉
(白旗源泉) 53.6度 / ph2.0 / H15.4.15
Na+ = 61.4 / K+ = 27.4 / Mg++ = 34.4 / Ca++ = 73.8
Fe++ = 18.6 / Mn++ = 1.24 / Al— = 53 / H+ = 10
F- = 11.2 / Cl- = 380 / SO4– = 600 / HSO4- = 202
H2SiO3 = 233 / HBO2 = 10.9 / H2SO4 = 5.1 / H2S = 13.8
成分総計 = 1740mg

群馬県吾妻郡草津町100
0279-88-2410 
宿泊・10500円 ~

2004年 10月23日宿泊。

今年3度目の草津です。草津では気軽に共同浴場巡りが楽しめ、泉質も非常によく、また街全体が活気に溢れているので、何度来ても飽きません。
今回の旅行では、彼女と、彼女の友人×2、そして私という、男1人女3人という変な組み合わせで行きました。

普段なら草津程度の距離、一般道で行くところですが、今回は彼女の友人がいるという事もあり、贅沢に高速で渋川伊香保まで行く。
その後、いつも通りの吾妻峡谷越えルートで草津を目指した。
途中、吾妻渓谷で車を止めてみるが、紅葉にはまだ若干早かったらしい。ちょうど色が変わり始めた様子を楽しむ。

草津には3時過ぎに到着しました。今回の旅でお邪魔するのは、湯畑から徒歩30秒という好立地条件の「八雲」です。
ここは立地条件もさることながら、内湯は白旗源泉で、その割には低価格で、比較的お勧め出来る旅館です。

早速身支度をして、軽く外湯巡りへ。「千代の湯」→「白旗の湯」という順番に回る。
その後、一旦宿に帰り着替えてから、車で草津志賀道路を走り、白根山付近で夕焼けを見た。
不気味な程綺麗なピンク色に輝く夕焼けで、全員感動する。
その後、6時からの夕食に間に合わせるため、急いで宿に帰る。

部屋に戻ったのは6時10分前。ちょうど夕食の用意が出来上がった所でした。
旅館からのサービスワインを開け、乾杯をし、まさしく食事を食べ始めた直後、突然地震で部屋が揺れる。
最初穏やかだった揺れは5秒後に少し強くなり、さらに5秒後にはかなり激しく揺れました。
地震列島日本に生まれ、今まで数多くの地震を体験してきましたが、久し振りに「怖い!」と思う揺れ方でした。
テレビをつけると、どこも地震速報を流しています。どうやら、震度6強という物凄く大きな地震が新潟中越で起きたとの事。
草津も震源地に比較的近く、5弱揺れたらしいです。
新潟の方々の事がとても心配でしたが、今は何が出来る訳でもなく、とりあえず夕食を食べ始めたのですが、5分に1回程のペースで余震が続き、あまり落ち着けませんでした。

食事後、気を取り直して外湯巡りをして、「地蔵の湯」→「煮川の湯」→「凪の湯」→「関の湯」と周る。
旅館の内湯には最後にの最後、寝る前に入りました。
浴室は総ひのき造りのゆったりしたもの。白旗源泉という事もあり、見事な乳白色をしています。
夜の12時近くという遅い時間であった事もあり、貸切状態で入浴出来ました。
普段は共同浴場「白旗の湯」で、大勢の人ごみの中、狭い思いをして入っている事を考えれば、これほど贅沢な話はありません。
気持ちの良い湯に浸かり、多少の湯疲れも手伝ってか、夜はぐっすり眠る事が出来ました。
また是非とも利用させていただきたい宿です。

ところで、この旅館で一つとても気になる事があります。
玄関入ってすぐの所に、草津温泉ハップが置いてあります。
良く見るとそれには値札がついていて、お土産用である事が分かるのですが、白骨での温泉ハップ問題もあり、これが置いてあるとどうも落ち着きません。
売り物にケチをつける気は毛頭ありませんが、ちょっと置き方などを考えて頂ければなんて事を思いました。

コメント