福島県

新菊島温泉(新菊島温泉) ★4.5

アルカリ性単純温泉
39度 / 毎分1139リットル

福島県岩瀬郡鏡石町久来石南470-1
0248-62-6515
男女別内湯 ・ 混浴内湯
300円
9:00 – 21:00

2006年、4月29日。待ちに待ったゴールデンウィークの初日。なんと9連休です。いぇ~い!
と、いう事で、青森の下風呂温泉を目指すべく、国道4号線で北上中に立ち寄ったのがココ、新菊島温泉です。
ん?東京から下北半島の北端目指すのに国道走っているのは間違っているって?
慢性金欠病なんで、有料道路なんて、そんな贅沢出来ないのです。(涙)
余談ですが、流石に一気に行くことは不可能な訳で、この日は盛岡に泊まりましたが。^^;

脱衣所から出ると、まずは男女別の内湯があります。石鹸のみが置かれた洗い場が数人分と、浴槽が一つ。
湯口からは良い勢いでお湯がドボドボと掛け流されており、浴槽には黄褐色をした透明なお湯が張られています。
温めなお湯で、ほんのり甘い硫黄臭と、僅かながら鉱物系の臭いがします。
とてもツルツルする気持ちが良いお湯で、あまりのツルツルさで浴槽の中で転びそうになってしまいました。
いやぁ、気持ちが良い。ここのお湯は大いに気に入りました。

さて、この浴槽、そのままもう一つの広い浴室に繋がっています。
こちらは混浴になっており、ただっぴろい浴槽が一つあるだけのとても開放的なものです。
浴槽が繋がっているので、当然こちらも男女別浴室のものと同じお湯ですが、浴槽が大きいせいか、体感で1度くらいお湯が温く感じました。
お湯の鮮度は内湯と同じ、ツルツルしてとても気持ちが良いものです。
暫くじっとしていると体中にビッシリと泡が付き、とても素晴らしい!

特筆すべきは、混浴浴槽にもある湯口です。もう、「ドバドバ」と言う言葉しか思いつかない程の物凄い勢いでお湯が噴出しているのです。
比較対象物として、持参したケロリン桶を並べて湯口を撮影してみました。
その勢いの良さを分かって頂けますでしょうか。
湯口の真下に陣取って座ってみたところ、水の勢いとツルツルするお湯のせいで落ち着いてポジションを取る事が出来ませんでした。
お湯が顔にも跳ねて、全然居心地良くありません。
まさしく嬉しい悲鳴って奴ですね。
試しにお湯を口に含もうと思ったのですが、湯口の勢いが強すぎて、思うように手で掬うことが出来ません。
それでも頑張って飲んでみた所、甘味を感じる硫黄味と、僅かな鉄味のようなものを感じました。

お湯そのものの素質といい、盛大な掛け流し量といい、実に素晴らしい施設です。
ちなみにこのこの新菊島温泉、国道4号線から5分程度走った、少し外れた所にあります。
こんなに素晴らしい所がよく通る4号線傍にあったなんて、今まで自分はどうして素通りしてきたのだろうと、少し反省です。
4号線で北上する時は是非とも利用したいですね。
再訪必至!オススメの一湯です!

2006年 4月29日 - 初訪問時のレポート

2008年 3月9日 - 再訪

紅鮭が未湯でしたので立ち寄ってみました。
印象は、初めてきた時と全く変わらず、ただただ素晴らしいの一言に尽きます。
混浴ゾーンの湯口は、水道管が破裂したかと思わんばかりの、物凄い勢いでドバドバ掛け流し。
ツルツルする感触も強烈で、何度も浴槽内で転びそうになりました。
定期的に再訪しようと固く誓いました。

2009年2月21日 - 再訪

3度目です。ここには定期的に来たくなりますね。
相変わらずツルツルする気持ち良いお湯です。広めの混浴浴槽でお湯に浸かっていましたが、ツルツル滑る浴槽も健在です。
今回は友人と一緒に来たのですが、私が胡坐を掻いてお湯に浸かっていると、何を思ったか、その友人が私の事を足で押して来ました。
すると、私の体が、ツツツーーーっと、カーリングストーンのように、浴槽内で1メートル程滑りました。
これには一同大爆笑。まぁ、面白かったのは良いのですが、それ以降、みんな好き勝手に押してくるもんだから・・・
落ち着かなかったです。(笑)

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