福島県

ホテル不動滝(表磐梯温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物温泉
(不動滝の湯) 68.5度 / ph6.95 / 190L / 動力 / H3.7.4
Na+ = 1659 / K+ = 58.4 / Ca++ = 192.4 / Mg++ = 35.7
Al+++ = 7.5 / Fe++ = 4 / Mn++ = 0.3 / NH4+ = 2.5
Li+ = 1 / Sr++ = 1.8 / Cl- = 2729 / I- = 1 / Br- = 3.7
HCO3- = 624.2 / SO4– = 5.4 / H2PO4- = 0.6
H2SiO3 = 200.2 / HBO2 = 70.3 / CO2 = 272.2
成分総計 = 5879.7mg

福島県耶麻郡猪苗代町字綿場7126-22
0242-65-2300
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
営業時間 要相談

お湯が良いとの評判を聞きつけて、是非とも行ってみたいと思っていた所です。
場所は何となくわかった物の、地図で見ても、そこに温泉がありそうな感じがしません。
うーん、どんな所なのだろうか。
ナビで出てきたので、それに従って走ってみることにしました。ありゃ?なんだか、別荘地のような、どんどん温泉とは縁の無さそうな所に入って行くではありませんか。
うーん、なんだろう。本当にココで合っているのかな?そんな事を思いながらそれでもナビを信じて先に進むと、「え、こんな所に?」と言う場所にホテルがありました。
ちょうど夕暮れ時に到着したので、なおのこと、何だか不思議な感じがします。

中に入って立ち寄り入浴をお願いすると、どうぞどうぞとの事です。私たち以外にも立ち寄り入浴に訪れているグループがあったようで、なんだかとっても賑やかな印象を受けます。
・・・宿自体は、何だかとっても薄暗い感じがしないでも無いのですけどね。(失礼。夕方だったから尚更そう感じたのかも知れません)

お風呂は内湯と露天風呂があります。それぞれは離れており、服を着て移動しなければなりません。
まずは露天風呂に入ってみました。

露天風呂は岩風呂になっています。一応男女別で、簡素な脱衣所があります。脱衣所から出るとそこはすぐに露天湯船で、僅かに掛け湯スペースがある程度。洗い場などはありません。
男女の堺には岩が組まれていますが、湯口がある箇所では男女湯が繋がっており、見ようと思ったら見えてしまいます。半混浴って事なのでしょうか?
個人的に、こう言う造りって、あまり居心地良く無いんですよね。

お湯の色は、薄暗いためじっくり観察出来ませんが、透明で湯底は透けて見えます。
何となく赤茶色に見えるのは、恐らく湯船が変色しているためだと思われます。
ほんのり金気臭と土類臭を感じる物で、鮮度は悪くありません。肌ざわりは少しキシキシする感じがします。
湯口から注がれるお湯はとても熱く、素手で触るにはギリギリで、あまりじっくりと観察する事は出来ません。もちろんしっかり掛け流しです。

続いて内湯。こちらはちゃんと洗い場があり、湯船は左手側にありました。
浴槽が手前と奥の2つに分かれています。それぞれに湯口がありますが、お互いに繋がっています。手前が適温、奥が少し熱めに調整されていました。
お湯の印象は、露天とは少し異なる印象。緑色を帯びた黄土色に濁って見えます。露天のお湯は澄んでいましたが、こちらは、湯底は完全に見えない程です。
お湯からは金気臭と土類臭、湯口で嗅ぐと炭酸臭のような、少し生臭い感じの臭いを感じます。
ずっしりと重くて温まる感じがしますが、お湯からあがると、ベタ付きが残らず、あっさりしています。

うーん、露天と内湯って、別源泉なのかなぁ?
似ているけどなんか違うんですよね。もし同じ源泉だとしたら、濁っていなかった露天は鮮度がとても良かったと言う事なのかも知れませんね。気持が良い一湯でした。

2008-11/8

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