ナトリウム – 硫酸塩温泉
(臥竜源泉) 53.4度 / ph8.2 / 動力 / H9.6.13
Na+ = 1037 / K+ = 19.5 / Ca++ = 17.7 / Cl- = 296.6
Br- = 0.9 / SO4- = 1659 / HCO3- = 293.3 / CO3– = 3.5
H2SiO3 = 91.8 / HBO2 = 14.1 / CO2 = 3.1
成分総計 = 3442mg
山形県山形市青田5-15-6
023-631-5488
男女別内湯 ・ 露天風呂
350円
6:00 – 21:00
私が大好きな山形蕎麦屋、茂三郎のすぐ近くにある温泉です。
目の前を何度も素通りしており、気にはなっていたのですが・・・塩素玉を入れるようになったと言う噂を聞き、なんだか行く気がしなくて足が遠のいていました。
今回は「どうせ外れるだろうなぁ~・・・」と言うつもりで行ってみることに・・・
とても鄙びた外見の建物で、これは一体、アパートかマンションなのでしょうか?
お風呂はその1階部分にあります。
所謂銭湯と言った感じの佇まいで、造り自体はとても古いものですが、なんだかホッとします。
内湯のみで、開放感は全くありません。入ってすぐの所が洗い場で、洗い場を抜けると浴室なのですが、浴室側にも洗い場がありました。
合計10人分くらいあるのでは無いでしょうか。私が訪れた時は、その洗い場が全て埋まっているほどの盛況ぶりです。
人気の高さを伺えますね!
さて、肝心のお湯。無色透明で無味無臭。ごく僅かに塩素っぽい臭いもします。
換気が悪く、室内には湯気がモウモウと立ち込め、シャンプーなんかの臭いも充満していますので、もしかしたらそれらの臭いと勘違いしているのかも知れませんが、臭いに関してはあまり喜ばしい状態ではありません。
じゃあ、ハズレかなぁ~・・・と、思いきや!
お湯に入って異変に気がつきました。なんと、物凄く泡付きの良いお湯なのです!!!
体をお湯に沈めていると、みるみるうちに体中が泡だらけになってしまいます。
その勢い、山梨の韮崎旭温泉と比較しても差し支えないどころか、もしかしたら勝っているかも知れないほどです!
泡の着いた腕などを拭うと、プチプチと爆ぜる感触が伝わり、とても気持ちが良いです。
お湯はちょっと熱めの45度程度。長湯できる温度ではありません。
加えて室内に充満する湯気のせいで、少し酸欠気味。
ただ、そんな事が気にしつつも、余りに良いお湯だったのでじっくりと長湯をしてしまいました。
お陰で湯上りは汗が止まらなくなってしまい、少しフラフラになってしまったのですが・・・
こんなに良いお湯だったとは、今まで何度も素通りしていた自分が恥ずかしいです。
ココは再訪必至ですね~!
ただ、朝の早い時間は塩素玉を入れてしまう為、塩素玉の効力が薄れた午後の方が良いと言う話も聞きます。
今回訪れたのは、お昼ちょっと過ぎ。次回は遅い時間に行ってみたいと思いました。
2007-3/10
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