ナトリウム-塩化物温泉
（平田悠々の杜源泉） 32.9度 / ph7.2
Na+ = 10500 / K+ = 360.7 / Ca++ = 974.2 / Mg++ = 88.7
Fe++ = 8.7 / Cl- = 18240 / Br- = 105 / I- = 32.5
HCO3- = 305.9 / H2SiO3 = 83.2 / HBO2 = 26.2
CO2 = 388 / 蒸発残留分 = 32660mg
山形県酒田市山楯字南山32-4
0234-61-7520
男女別内湯
350円
9:00 – 22:00
庄内平野を一望出来る高台の上に建つ、最近出来たばかりの温泉施設です。
駐車場が広々とした立派な施設で、とてもお金がかかっていそうな印象が否めません。
玄関先では打ち水をしている従業員の姿がありました。
入浴料は350円で、可も無く不可も無くといったところです。
施設内部も立派で、ロビー、お土産コーナー、軽食コーナーなど、所謂センター系浴場にありそうなものが一通り揃っています。
さて、肝心のお風呂ですが、当然男女別で、それぞれに内湯と露天があります。
男女浴室は少し離れているため、お互いの声は通りません。
「おーい、でるよー！」とか出来ないので、少しだけ不便？
まずは内湯。パーテーションで区切られた立派な洗い場には、なんと、シャンプーなどがちゃんと備え付けられています。かなりお得。
温泉浴槽は広々としたもので、10人以上でもゆったりと入れそうな大きさをしています。
その他には、サウナや水風呂などもありました。
お湯はほんのり黄緑色をした透明なものです。モール臭と鉱物アブラ臭がするお湯で、循環利用されているみたいです。
臭いだけを嗅ぐと、群馬の前橋周辺にあるお湯を彷彿とさせます。
心なしか塩素消毒臭もしますが、他の臭いに混じってそれほど気にはなりません。
肌触りは塩化物泉特有の、ツルツルするもので、お湯から上がるとベタベタに変わります。
湯口から出ているお湯を口に含むと、かなりの塩分と苦味を感じました。
とても力強いお湯と言う印象です。
続いて露天風呂。こちらも内湯と同じお湯が張られています。
お湯が太陽の光に照らされて、黄金色に輝いていました。
内湯よりも小さな湯船ですが、それでも5～6人は入れそうです。
こちらも同じく循環されているのが残念ですが、内湯よりは鮮度が良い印象がします。
ここからの眺めは素晴らしく、庄内平野を一望する事が出来ます。
別名、「絶好の仁王立ちポイント」とも言えます。
屋外の新鮮な空気を吸いながらの入浴はなかなか気持ちが良いですね。
一言で言うと、「かなりお得な温泉施設」です。
こんな立派な施設で、シャンプーとかついていて、サウナまでもあり、これで本当に350円で元が取れているのだろうかと言う印象。
第三セクターだと思うので、そのヘンの事は考えていないのかも知れませんが・・・
ともあれ、良い温泉施設が誕生した事を素直に歓迎したいですね。
あとは、お湯の使い方がもう少しよければ嬉しかったのですが、この手の施設で改善を求めても駄目なんだろうナァ・・・
付近を訪れる際に立ち寄ってみてはどうでしょう？
2006-8/13
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