含硫黄-ナトリウム-塩化物・ 硫酸塩温泉
(さくらんぼ東根温泉協組12号源泉) 62.2度 / ph7.9
Na+ = 370.5 / K+ = 10 / Ca++ = 46 / Cl- = 440.6
SO4– = 203.4 / HCO3 = 159.8 / HS- = 1.4
H2SiO3 = 65.2 / HBO3 = 20 / H2S = 0.2
蒸発残留物 = 1199mg
山形県東根市温泉町2-7-16
0237-42-0068
男女別内湯
200円
8:00 – 20:00
東根温泉の一角にある公衆浴場です。
駐車場完備で、使い勝手は悪くありません。
かなり鄙びた古い建物で、一瞬、「ココ、共同浴場なの?」と、疑ってしまいました。
まるで民家と言うか、旅館のような外観をしています。
そういえば、事前に訪れた「いしの湯」も民家みたいな外観をしていました。
これが東根温泉的流行共同浴場スタイルなのでしょうか。
もしかしたら、元々は旅館だったのが、廃業してお風呂屋さんになったのかも知れないですね。
建物に入ると、センサーが感知し、「ピンポーン」と言う大きな音が建物内に響きます。
すると、居住スペースから女将さんが出てこられました。
民家の一角のお風呂を借りるみたいな感覚えす。入浴料は200円。一日に何箇所も温泉に入る私にとっては、非常に有り難い金額です。
さて、お風呂ですが、男女別に別れており、それぞれ内湯のみです。
適度に鄙びており、妙に落ち着ける空間になっていました。
浴室内には湯船が一つ。茶褐色透明のお湯が並々と注がれています。
室内には甘い硫黄臭が充満しており、なんだかとても良い感じです。
お湯の感触はと言うと・・・
まず一言、熱いです。46度以上あります。肌にビリビリと刺激が伝わる熱湯で、長湯は出来そうにありません。
お湯からは甘い硫黄臭と、モール臭が漂い、僅かながらゴムのようなアブラ臭もします。
肌触りはシットリと言った感じ。良いお湯なのですが・・・とにかく熱いっ!
まるで瞬間湯沸かし器のようで、体が一気に茹り、汗だくになりました。
ちなみに、湯口は浴槽の中にあります。
熱いお湯がボコボコ気泡と共に注がれており、湯口の近くで入ると火傷しそうです。
それとは別に、源泉を汲み置きしている槽がありました。多分、そこのお湯が浴槽内湯口に繋がっているのでしょう。
コップが備え付けられていたので、お湯を飲んでみたところ、甘い硫黄味と、微々塩味、気のせいレベルで金気味がしました。(金気味はコップのせいかも?)
なかなか美味しく、汗だくで水分を奪われていたので、思わず2杯ほどいただく。
すると、余計汗が止まらなくなり、途方に暮れてしまいました・・・(笑)
とっても素敵な一湯です。
東根にはこんな感じの共同浴場が幾つかあり、うらやましい限りです。
湯巡りする際は是非とも立ち寄ってみて下さい。
2006-9/17
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