宮城県

旅館やくせん (白石湯沢温泉) ★4.0

ナトリウム・カルシウム-硫酸 塩泉
(湯沢温泉) 33.5度 / pH7.8 / H6.1.21
Na+ = 199.9 / K+ = 3.1 / Ca++ = 172.9 / Cl- = 68.5
F- = 4.1 / SO4– = 650.6 / HCO3– = 9.1 / CO3- = 6
H2SiO3 = 36.9 / HBO2 = 1.4 / 成分総計 = 1161mg

宮城県白石市小原字八幡前19-1
0224-29-2620
男女別内湯
500円
10:00 – 20:00

小原温泉に向かう途中。ナビが指示する通りに、国道4号線から道を外れて、細い田舎道を走っていたら、ここ、旅館やくせんの看板を見つけました。
そういえば以前から気になっていた所なのです。なんでも、温で良質な芒硝泉を楽しむ事が出来るのだと聞いています。
今回も行程の途上にあるので、行こうと思ったのですが、現在の時刻は9時。営業時間は10時からと聞いていたので、残念ながら少し早すぎるようです。
残念。でも、折角だから門構えだけでも見ていこうと思い、とりあえず寄って見ました。

駐車場に車を停めて、中を覗くと、ちょうど早出のお客さんの対応で、女将さんらしき方が玄関先にいらっしゃいます。
そっか、ココは旅館なんだよな。お湯はどうせ張っているだろうし、お願いしたら入れるかな?
そんな事を期待しつつ、恐る恐る、「お風呂だけ入れますか?」と、聞いてみたところ、意外にも、すんなりとOKのお言葉が!
どうせ玉砕だろうと思っていたので、車に紅鮭を待たせていたのです。女将さんの気が変わらないうちにと、小走りで駐車場に戻り、2人で慌しく旅館に駆け込みました。

さて、そんなで形で入る事が叶った、やくせんのお風呂。男女別に内湯があります。
宿の規模から相応と思われる広さで、天井が高いです。
冬の寒い時期にも関わらず、浴室内が湯気で煙っていません。湯気で蒸したお風呂も、それはそれで悪くありませんけど、個人的にはカラっとしている方が好きです。
お湯は透明。実際は無色なのですが、浴槽のタイルのせいか、少し青味を帯びて見えます。
2本の湯口からお湯がザブザブと注がれており、注がれた分と同じ量だけお湯がオーバーフローしていました。

楽しみにしていたお湯は、42度で、この時期からすると少しだけ温めの適温です。
入った瞬間に一瞬だけビリっと来ますが、温度が低いので、すぐにサラサラした感触に変わります。
肌で感じる感覚は、間違いなく芒硝系の物です。臭いも僅かに芒硝臭がしますが、期待した程ではありません。芒硝臭の他にも、僅かに硫黄臭を感じます。

2本の湯口から注がれているお湯は、どちらもおよそ43度くらいです。ここの源泉は、35度程度しか無く、そのままだと温いので、少しだけ加温しているそうです。
事前の情報だと、片方は温い源泉のままと聞いていたので、少しだけ残念。季節によって変えているのかも知れません。
しかし、注がれている量は、なかなかのものです。
もともとある程度の温度がある源泉のため、冷鉱泉を沸かすよりは燃料代を抑える事が出来そうですが、この量を掛け流すと考えると・・・
お宿の負担は幾許かと、要らぬ心配をしてしまいました。

ちなみに、浴室の隣には、飲料用の温泉を汲むことが出来るスペースがありました。
飲んでみると、芒硝系の美味しい薬味を感じます。ふと、湯宿の湯本館で飲んだお湯の味を思い出しました。癖はありますが、美味しいです。
ペットボトルでも持って来ていれば、一本分頂いて帰る所でしたが、手元になかったのが残念。

なかなか良いお湯です!
宮城と言うと、鳴子ばかりが注目されてしまいます。
勿論鳴子は素晴らしい所ですが、探せば他にも良い温泉があるのですね!
南仙台の温泉も悪く無いと再確認出来た一湯でした。

2009-12/26 - 初訪問時のレポート

2019年 7月19日 - 再訪

次女が風邪を引いてしまったので急遽留守番となり、長女(5歳)と2人旅。山形で少ないながらも温泉巡りをして、さくらんぼ狩りをした後、そろそろ帰ろうかとナビを入れたら山道のルートが出てきました。
とりあえず走ってみる。娘は遊び疲れたのか、後ろの席で熟睡しています。
私も何だか眠くなってきました。東京まで帰る道中まだまだ時間があります。どこかで仮眠しようかな・・・ と思って走っていたら、旅館やくせんの看板が見えてきました。「おや? こんな山の中に温泉あったっけ? 入った事あった所かな?」なんて思いながら、駐車場に停め、そのまま1時間ほど仮眠。
いや、風呂入らないのかよ!って? だって眠かったし、娘起こすのも面倒だったし、正直「もう今日は温泉良いかな」くらいの気持ちでいましたので。

暫くして目を醒ますと、娘もちょうど起きました。
目の前には温泉旅館。
「どうする? 温泉入っていく?」
と聞くと、目を輝かせて「入りたい!」と言う我が娘。
どうやら私の教育に間違いは無かったようで一安心です。

さて、入った事があるのかどうかすら記憶に怪しい温泉。駐車場で寝てしまった事もあり、既に18時を過ぎています。
断られたら大人しく帰ろうと思って聞いてみると、立ち寄りすんなりOKとの事です。ちょうどお夕食時でお忙しいだろうに、とても対応が優しいです。

浴室に入り、湯舟を見る。
う~ん、入った事があるような、無いような。
基本的に私、すぐ忘れるんですよね。どの温泉に入ったか。だからこのHPも「備忘録」としています。

さてどんなお湯かな・・・?
ん? 良いかも? あれ? 凄く良いかも!?
ほんのりと芒硝の香りが混じる温泉臭。しっとり纏わりつくお湯はクドくなく、サラサラ感じます。
夕食時間と重なった影響もあってか、浴室には私達親子2人だけ。完全に貸切状態です。

身体と頭を洗い、再度お湯にじっくり浸かり、そろそろ疲れてきたかな?
娘に「どう?そろそろ出る?」と聞くと、娘は「まだ入ってたい!」と言って、お湯には浸からず湯舟の脇で掛け湯しながら楽しそうにしています。
私の子育ては間違っていなかったと再確認。

なんか見た記憶のある湯口です。

娘がなかなか出たがらないので、満足するまで付き合っていたら、結局1時間以上も浴室内で滞在してしまいました。
私としても気持ちの良いお湯をじっくり堪能出来たので大満足です。

浴後、飲泉場を見て、改めて「やっぱここ来た事あるはず!」と再認識。
改めて確認したらやっぱり来ていましたね、ここ。
当時も良い印象でしたが、再訪して改めて思った事は、気持ちが良くて素敵な温泉でした。
どうやら前回も偶然見掛けて立ち寄ったみたいですね。
偶然見掛けるような場所では無いんですけど・・・

長い時間入っていたので少し脱水気味。自販機でペットボトルの水を買い、ロビーで少し休ませて頂きました。ホッと癒されて心地いい空間です。
泊まっていないのにこんなこと言うのもですが、とても雰囲気が良くて寛げるお宿です。
帰り際に空になったペットボトルに温泉を汲んで帰りました。
ほんのりと芒硝系の味がする美味しいお湯です。帰りの車の中で少しずつ飲みましたが、お陰で疲れを知らずに帰宅する事が出来ました。

山の中に佇む素敵な一軒宿です。
またいつか、ふらっと立ち寄れたら良いなって思いました。

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