ナトリウム-炭酸水素塩泉
(勘七源泉) 66.5度 / ph6.6 / H3.5.10
Na+ = 209.8 / K+ = 23.5 / Nh4+ = 4.9 / Mg++ = 5.1
Ca++ = 11.8 / Cl- = 67.5 / S2O3– = 1.2 / SO4– = 10.1
H2PO4- = 10.5 / HCO3- = 514.2 / H2SiO3 = 226.8
HBO2 = 8.2 / CO2 = 115.4 / 溶存物質総量 = 1094.9mg
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物硫酸塩泉
(赤湯源泉) 74.6度 / ph8.0 / H3.12.26
Na+ = 454.3 / K+ = 31.5 / Nh4+ = 1.4 / Mg++ = 3.1
Ca++ = 17.4 / Cl- = 175.5 / SO4– = 214.1
H2PO4- = 1.1 / HCO3- = 714.5 / H2SiO3 = 198.4
HBO2 = 39.4 / CO2 = 22 / 溶存物質総量 = 1852.2mg
宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯18
0229-83-3038
男女別内湯 × 2
500円 (湯めぐりチケット 2枚)
9:00 – 18:00
東鳴子温泉の一角。旅館大沼の裏手あたりの、ちょっと目立たない所にあるお宿です。
なかなか行く機会が無かったのですが、以前訪れた事のある友人などの評判はなかなか良くて、是非ともと思っていた所でした。
お風呂は内湯が2箇所あり、それぞれが異なる源泉との事です。
まずは、評判の高い不老泉の方から入ってみました。
こちらに張られている源泉は、勘七源泉と言う、その名前の通り勘七湯の独自源泉です。
ちょっと手狭に感じるお風呂は、見知らぬ人と一緒だとちょっと気まずいくらいの広さ。
湯気が濛々で、むわっと籠もっています。
浴室内には、これぞ東鳴子と言わんばかりのアブラ臭が充満していました。
お湯は濃い茶褐色で、透明感のある色。まるでウーロン茶のようです。
少し熱めで、44度くらいでしょうか。お湯に浸かると、肌触りがツルツルして気持ちが良く、体が芯から温まるのが分かります。
階段状の特徴的な湯口からは、素手で触るにはちょっと熱いお湯が静かに注がれていました。とても強いアブラ臭に思わずニンマリとしてしまいます。
鉱物アブラ系モール臭とでも言うのでしょうか。それに揮発性の力強さも加わって、クラクラ来てしまいます。
長時間浸かっていると、ヘロヘロなので、お湯から出たり入ったりして時間を過ごします。
ちなみに、洗い場のタイルは、温泉成分によるのか、ギザギザでちょっと痛いのが難点。ただ、寝転がる為でしょうか、洗い場の一角にはビニールのマット
が置かれており、それをフロアに強いて寝ると、丁度良い具合になります。
このフロアマットのお陰で、寝転んだりお湯に入ったり、行ったりきたりしながら、良いお湯を存分に楽しむことが出来ました。
続いて大浴場の方。こちらは通称赤湯源泉で、東鳴子では比較的色んなお宿に引かれている共有源泉です。
湯船は左右に分かれており、向かって左側が適温、右側が熱めに調整されていました。
源泉温度が高いため、加水で温度調整をされているようで、ベストコンディションの赤湯源泉から比べると、幾分か薄く感じてしまう物ですが、それでも悪くはありません。
ほんのりモール系植物臭と、アブラ臭が加わる、上品な感じに仕上がっています。
不老泉の後だったので、上がり湯のような感じでしたが、これはこれで結構良くて気持ちよく入ることが出来ました。
2008-5/5
コメント