含硫黄-カルシウム・マグネシ ウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
(駒ヶ岳温泉) 56.8度 / ph5.9 / 360L / H8.6.26
Na+ = 150 / K+ = 31 / NH+ = 15 / Mg++ = 269.9
Ba++ = 3.8 / Cl- = 322.9 / HS- = 1.4 / S2O3– = 2.1
SO4– = 879.7 / HCO3- = 292.9 / H2SiO3 = 246.9
CO2 = 380.9 / HS = 19.6 / 成分総計 = 2745.5mg
秋田県仙北市田沢湖生保内字下高野80-68
0187-46-2688
男女別内湯
400円
9:00 – 16:00
旧名、山荘ももしろ。湯量が豊富と聞いており、前々から気になっていた所です。
少し分かりにくい所にあり、去年のGWにも探してみたのですが、見つけることが出来ずに口惜しい思いをしました。
今回は何故かアッサリと発見。どうも、前回は探し方が悪かったようで、友情の滝を目指せば比較的簡単のようです。
辿り着いたお宿は、舗装道路から外れ、ダート道を400メートルほど走った、秘湯風情が素敵な場所にある一軒宿でした。
ちなみにここ、手打ち蕎麦を食べる事ができ、それを期待していたのですが、30分遅く到着してしまい、残念ながら食べる事が出来ず・・・
お風呂のみ利用する事になりました。
お風呂は男女別に分かれており、内湯のみです。
随分と使い込まれたような感じがする浴場で、お世辞にも綺麗とは良い難い状態です。
宿の規模からするとそれなりに広い浴室で、10人以上ゆったりと浸かれそうな湯船がひとつありました。
お湯は薄っすら青味がかった白濁のもので、浴室全体に硫黄臭が充満しています。
とても特徴があり、私が大好きなお湯なのですが、特筆すべきは、湯口から注がれる湯量の豊富さです。岩が組まれた湯口には、給湯口が2本あり、そのどちらからも物凄い勢いでお湯が溢れ出していました。
素晴らしいを通り越し、「勿体無い!」「やりすぎだ!」と叫びたくなるほどです。
湯船の端に、水面の高さまで突き出たパイプがあり、そこからお湯が排水されていましたが、もしこれが洗い場にオーバーフローしていたらと思うと、さぞかし凄い事になっていたと思われます。
源泉温度が少し高いので、同時に加水もされていますが、これだけの湯量を目の当たりにするとあまりどうでも良い事のように思えてきます。
お湯の印象は、水沢のお湯と田沢湖高原のお湯の中間と言う印象で、強い硫黄臭が残り、そのうえでガス臭とアブラ臭もしっかり堪能出来ます。
言うまでも無く、お湯の鮮度は抜群に良いです。
浴槽内の温度は少し高めで、44度程度。長時間ずっと入っているとヘロヘロに疲れてしまう温度なのですが、じっくりと浸かってしまい、後半はバテて洗い場でトドになってしまいました。
辿り着けて本当に良かった!
評価を★5つにするか最後まで悩みましたが、余程の事が無い限りあまり増やしたくなく、苦渋の決断で★4.5としました。
素晴らしいと言う言葉しか思いつかない一湯です。
2007-4/27
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