カルシウム・ナトリウム-硫酸 塩泉
(別所温泉二号井) 45.5度
秋田県大館市十二所字水上43
男女別内湯
100円
大滝温泉から車で少し走った所にある集落の共同浴場です。
その名もなんと、別所温泉!
別所温泉と聞くと、どうしても長野にある温泉地を思い出してしまうのですが、勿論これは秋田県でのお話です。別所と言う地域にあるから別所温泉なんですね。
別に真似っ子と言うわけではありません。
ちなみに、この直前に軽井沢と言う地名の所にある「軽井沢温泉」に入ってきました。
あまり離れていない場所にある、妙に長野っぽい名前をしたふたつの温泉施設。
ちょっと不思議な感じがしますね。
施設は集落の共同浴場と言う感じで、入浴料は僅か100円です。
管理人は常駐しておらず、料金箱にお金を入れて入浴するタイプでした。
通常、この手の施設は外来入浴を受け付けない事が多いのですが、余所者でも入る事が出来ます。何ともありがたいお話です。
内部には、簡単な造りではありますが、ちゃんと休憩所まで用意されていました。
さて、お風呂ですが、ちゃんと男女別に別れており、それぞれに内湯が一つだけあるとてもシンプルな造りをしています。
タイル張りのいかにも共同浴場と呼ぶに相応しい造りで、浴室内には湯船が一つと、洗い場が数人分ありました。
立派なシャワーが取り付けられており、キチンと管理がされている事が伺えます。
浴槽には無色透明のお湯が張られていました。
芒硝臭と僅かに石膏臭が漂うもので、芒硝成分によるものか、肌触りが若干ビリビリする、ちゃんと特徴を感じるお湯です。
お湯がとても新鮮な印象で、目を凝らしてよく見ると、細かい気泡が沢山浮遊していました。
浴室の洗い場でトドになり、ゆったりと寛ぐ。至福の瞬間です。
こちらも軽井沢温泉と同様、強烈な個性はありませんので、関東から無理して訪れる必要は無さそうですが、何故かとっても気に入りました。
一般開放されている地元の方々にも大感謝です。
数泉続きでしたので、湯上りは汗だくでしたが、気分はスッキリ、晴れ晴れとした気持ちでお風呂を後にする事が出来ました。
利用する際は、地元の方々に迷惑をかけないよう、マナー良く使いたい一湯です。
2006-8/20
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