岩手県鶯宿温泉

ホテルうぐいす(鶯宿温泉)★3.5

アルカリ性単純温泉
(杉の根の湯) 57.9度 / ph8.7 / 788L / 動力
Na+ = 152.5 / K+ = 5.9 / Ca++ = 30.3
Cl- = 49.3 / SO4– = 303.1 / HCO3- = 26.9
HS- = 0.3 / H2SiO3 = 70.2
成分総計 = 644.6mg

岩手県岩手郡雫石町鴬宿第7地割28
電 話 019-695-2036
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円

鶯宿温泉は盛岡から車で30分足らずの所にある歴史ある温泉地です。
私の湯巡り仲間うちで、今年と去年で訪れる人が相次ぎ、これは私も是非とも行っておかなければと思っていた所でした。
で、とりあえず到着。小さな旅館や自炊宿が立ち並ぶ、とても鄙びた歴史を感じる素敵な温泉街でした。

まず最初に目指したのは、浴槽の足元からお湯が湧き出している事で知られる「うぐいす旅館」です。ざっと見、沢山旅館がありすぎて、どこだかさっぱり分かりません。
そこで、たまたま通りがかったオバチャンに「うぐいす旅館はどこですか?」と聞いてみる事にしました。
するとオバチャン、「本館?別館?」と聞いてきます。正直、方言がキツくて何を言っているのか半分くらいしか理解出来ません。
とりあえず別館が来た道をまっすぐ進んだ右手側にある事まで理解出来たので、お礼を言って言われた通りに行ってみると、そこにあったのは立派な建屋の「ホテル鶯」でした。
ん?私が目指していたのはこんな立派な所じゃ無いぞっ!?
暫く困惑していると、先ほど道案内してくれたオバチャン登場。
満面の笑顔で、「ちゃんと着いたかどうか、心配だから見に来た。」だそうで・・・
なんて素敵なオバチャンでしょう!!!優しさが身に沁みます。
折角案内して頂いた手前、「ここじゃないよ」とも言えず、お礼を言って、まずはここのお風呂を頂く事にしました。
東京からの長旅で、汗を流したい所でもあったので、正直、どこでも良いからお風呂に入りたかったと言うのもあるのですけどね。

内部は豪華とは言わないまでも、なかなか立派なホテルです。
フロントで日帰り入浴をお願いすると快くOKとの事。ついでに、フロントの男性に「うぐいす旅館」の事を聞いてみると、「同じ経営です」だそうです。なるほどね・・・
そちらも後ほど利用すると言う事で、まずはこの「ホテル鶯」のお風呂をお借りする事に・・・

で、お風呂。勿論男女別に別れており、それぞれに内湯と露天があります。
まずは内湯。洗い場数人分と、湯船が一つあります。
浴室入ると、何故か妙に懐かしい臭いが・・・ふと見ると、蚊取り線香が炊かれていました。おいおい。(笑)
さて、お湯ですが、無色透明で所々灰色の湯花が舞う、硫黄臭が漂う優しいお湯です。
肌触りはツルツルして気持ち良く、朝一番に入るお湯としては全く申し分ありません。
何となく、群馬県の片品温泉に似た感じがするもので、強烈な個性こそは
ありませんが、毎日利用しても飽きが来なそうなとても良いお湯です。
湯口のお湯を口に含んでみたところ、ほんのり硫黄味がしました。

続いて露天風呂。こちらは内湯から繋がっており、そのまま外に出る事が出来ます。
岩風呂になっており、開放感はまずまずと言ったところ。
お湯は内湯と同じく、優しい硫黄臭が香るものでした。
ただ、こちらのお湯は、露天と言う場所からして仕方が無い事ではありますが、少し汚れ気味です。普通に入る分には全然問題にならないレベルですけれどもね。
私はどちらかと言うと、内湯の篭った硫黄臭(+僅かながらの蚊取り線香臭)が好きだったので、そちらに戻ってしまいました。
外の空気を吸いながらゆっくり入浴したい人にはオススメ出来ますよ!

余談ですが・・・

湯上り、うぐいす旅館に行ってみました。
したらなんと、「ちょうど今浴槽掃除はじめちゃったのー!」との事で、無念玉砕!
続いてとなりの「かどや」へ行くと、何とそこにはさっきの親切なオバチャンが!
「あっらー!」と言うので、「先ほどはどうも」「湯巡りが趣味なんです」「お風呂入れますか?」と言ったような会話をする。しかし、こちらも清掃でお湯を抜いてしまったとの事で、玉砕2軒目。
親切なオバチャン、「湯巡りならば川口旅館さんへ行くと良いよ」と言われたので、今度は川口旅館へ行くも、高校生か何かの一団が合宿で利用しているとの事。
親切なお婆ちゃんに「騒がしくても良い?」と言われたが、気が引けたので遠慮。
続いて、「民宿とちない荘」にも行ってみるが、中からTシャツ姿のご主人が出てきて、「見ての通り、お風呂の掃除している所なんだよ。ごめんね。」だそうで・・・
なんと、4連続で玉砕してしまいました!
湯巡りはじめて以来、4箇所連続と言うのは初めての経験で、正直凹みました・・・
ただ、どこのお宿もとても感じが良く、玉砕したとは言え、とても良い印象だけが残りました。
次回訪れる機会があれば、今回入れなかった所全部に入ってみたいですね。
鶯宿温泉、もう一度来る理由が見つかったわけで、ちょっと嬉しいような気持ちです。

2006-8/19

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