岩手県

峡雲荘 (松川温泉) ★4.5

単純硫黄泉
(新駒鳥の湯)

岩手県八幡平市松尾寄木
0195-78-2256
男女別内湯 ・ 混浴露天 ・ 女性専用露天
400円
8:00 – 20:00

松川温泉にある「日本秘湯を守る会」の会員宿です。
とても立派な造りをした建物で、玄関先には秘湯会の提灯がぶら下がっていました。
観光ルートになっているのか、大型観光バスが数台乗り付けています。
ま、良いんですけどね。大型観光バスの巡回ルートになっているようじゃ、秘湯とは言えないんじゃないの?って、思う人は、きっと多いと思います。

お風呂は、男女別内湯と、混浴露天、女性専用の露天があります。
まずは内湯。入って右手側に洗い場が数人分あります。カランがあり、その脇に温泉の掛け湯浴槽があるだけの面白い造りをしていました。
湯船は広々とした浴槽が一つあり、青白く濁った硫黄泉が張られています。
適温で、硫黄の香りがとても強く、なかなか気持ちが良いですが、残念ながら浴槽が広く、利用者も多いので、鮮度はそこそこと言った具合でしょうか。

ただ、侮る無かれ。特筆すべきは、湯口と、湯口周辺です。
湯口からはザブザブと気持ち良い勢いでアツアツの新湯が投入されていました。
また、浴槽の造りが、湯口から末広がりになっていく構造なので、湯口の周辺のお湯は熱めで、とても鮮度が良いのです。
湯口に鼻先を近づけてみたところ、思わず仰け反ってしまうほどの強烈な硫黄臭がしました。これは凄いです。
ずっと嗅ぎ続けていたら、恐らくぶっ倒れてしまうと思われます。
お湯を口に含んでみたところ、硫黄の苦味と、口がちょっと渋くなる酸味を感じました。
うーん、素晴らしい。体力が確実に奪われている事を認識しつつ、湯口付近で長時間入浴してしまいました。

続いて露天風呂。内湯からそのまま裸で外に出る事が出来ます。
女性には専用のがあるみたいですが、男性が入る事出来るのは混浴露天風呂のみになっています。
とりあえずどんなものかと様子見に行って見ると・・・
先客が数名いました。タオル巻きのオバチャン数名と、男衆3、4人です。
何故だか、男衆の皆さん、お湯に浸からず、タオルを振り回してウロウロしています。
・・・実にヘンな光景です。

様子を伺ってみたところ、どうやらアブがいるらしく、総出で追い払っているのだそうで。
ん~・・・この時期、アブなんてどこにでもいるってば。
「アッチいったぞ~!」「キャア、こっちにきたわ!」と、大騒ぎです。
半裸の男が右往左往。岩にとまったアブにタオルを投げつけるオジサンあり。
程なくしてアブは退治されたみたいですが、今度はお湯に落ちたアブをみて「まだ生きているよっ!」とか、キャアキャア言ってます。
キミら、アブがそんなに珍しいのかね?
アブにとってももとんだ災難で、ちょっと気の毒な気もします。
落ち着かないことこの上なく、お湯の確認だけして早々にあがりました。

とりあえず、お湯ですが、白濁の硫黄泉です。内湯のものと同じ。
湯口からはザブザブと熱い新鮮なお湯が注がれています。露天にしては鮮度が良い印象。
湯口付近には、パイプが一本突き刺さっており、そこからボコボコと気泡が噴出しています。臭いを嗅いでみたところ、強い硫化水素臭がしました。
蒸気でも当てているのかな?熱かったので詳細の確認は出来ませんでしたが、お陰でお湯自体がとても濃くなっている様子で、なかなか入り応えがありました。

大型バスが横付けされるくらいですので、日帰り入浴はとてもしやすい施設です。
宿の規模の割にはお湯が良く、私は結構気に入りました。気軽に立ち寄れる一湯って感じですね。

宿泊したら居心地が良さそうです。
無難にオススメ出来ますよ~!

2006-8/19

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