単純硫黄泉
(元湯新湯) 76.7度 / ph4.1
Na+ = 3.1 / Mg++ = 1.8 / Ca++ = 4.6 / Al++ = 6.7
SO4– = 68.2 / H2SiO3 = 50.1 / CO2 = 142 / H2S = 24.8
成分総計 = 306.9mg
岩手県岩手郡雫石町長山小松倉14-3
019-693-2211
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
8:00 – 15:00
網張温泉の高台にあるとても立派な宿泊施設です。
日帰り入浴も快く受け入れており、館内には休憩用のスペースが複数個所ありました。
冷水なども用意されており、とても使い勝手が良いです。まさしく、名前の通り、休暇で訪れたい造りですね。
さて、お風呂ですが、館内に2箇所あります。
まず最初に入ったのが、本館にある「白泉の湯」です。内湯のみで、勿論男女別に別れておりました。
浴室内には洗い場数名分と、ピザの四つ切形をした湯船が一つあります。
お湯は白濁の硫黄泉で、直前に訪れた「ありね山荘」のものと同じものを利用していました。
しっかりと硫黄臭が香るとても気持ちが良いお湯です。湯口からはザブザブとお湯が注がれ、掛け流し量も申し分ありません。
ただ、ありね山荘のお湯に比べると、こちらのは少しだけ薄く感じます。
湯口からは、適温+αと言った程度のお湯が溢れていました。味、酸味ともに若干薄いものです。
暫くすると、湯口から素手では触れない程のお湯が溢れだしました。
今度のものは、硫黄臭も味も申し分なく濃いものです。時間とともにまた温くなり、薄くなってしまったのですが・・・
どうやら、加水有りと源泉100%を切り替えつつ、浴槽内の温度を調整しているみたいですね。
次に入ったのが、温泉棟にある「見晴の湯」です。白泉の湯からかなり離れた所にありました。
こちらには内湯と露天風呂がありました。
内湯と露天、どちらにも青白く濁ったお湯が張られています。
残念ながら、お湯は白泉の湯と同じく、加水されたものが注がれている様子です。
それでもしっかりと濃くて良いお湯ですが、ありね山荘のものに比べるとアメリカンな印象がする事は否めません。
広々としており、とても快適に使えるという点においては悪くないのですけれどもね。
露天と内湯を比べた場合、露天の方が僅かながらお湯が良い印象でした。
きっと、湯船の狭さが決め手なのでしょう。
ありね山荘の露天ではアブに襲われたのですが、こちらにはいませんでした。
たまたまかも知れませんが・・・
それだけは非常に高く評価出来ます。
高原の澄んだ空気を吸いながら、ゆったりと寛ぐことが出来ました。
2006-8/19
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