最終入湯日 : 2006-5/4
単純温泉
(黎明の湯) 33.8度 / ph7.8
Na+ = 222.4 / K+ = 9.3 / Mg++ = 4.1 / Ca++ = 13.2
Cl- = 34.3 / F- = 6.9 / SO4– = 88.8 / HCO3 = 467.9
HS- = 0.4 / H2SiO3 = 28.6
成分総量 = 895mg
岩手県二戸市金田一字大沼24
0195-27-2231
男女別内湯
金田一温泉は岩手の限りなく青森県境近くにあります。
特に魅力を感じる温泉地ではないのですが、たまたまインターネットの「じゃらん」を見ていたらココ仙養館に空室があった為、他に良い所があるまでのキープのつもりで、
とりあえず予約を行いました。
すると、ネットで予約をした次の日に仙養館から電話があり、とっても素朴な東北訛りで「お待ちしておりますので、お気をつけてお越し下さい。」と仰います。
うーん、まさか、「いや、行かないかも?」とは言えず、とっさに「宜しくお願いします」と答えてしまいました。
いやぁ、キャンセル前提の自分勝手な都合で予約を入れた事を密かに反省。
勿論「お願いします」と答えた以上、今更自分の都合で他所へ泊まるのは気が引けてしまい、結果的にはちゃんと行って来た訳ですけどね。
さて、今回の利用は素泊まりで、ホントに寝るだけです。
十和田大湯でゆっくりしてきた為、チェックインも9時近くなってしまいました。
でも、お宿の方は嫌な顔一つせず、とても丁寧に応対して下さいます。
ついた時間が遅く、後は寝るくらいしかする事が無いと察したのか、お部屋には既に布団が敷かれており、とても感じが良かったです。
お風呂は、寝る前と、朝にそれぞれ一度利用しました。
内湯のみですが結構広々としており、使い勝手はなかなか良いです。
お湯はそれほど期待していなかった通りの無色透明単純泉。ただ、ほんの僅かながら温泉臭のようなものが漂っており、それほど悪くはありません。
湯船が広くてお湯が少し劣化気味なのが残念ですが、とても柔らかくて優しいお湯で、連日キツイお湯ばかりに入っていた私には心地よく感じました。
レトロチックな浴室で、朝入った時の風情がとても良いんです。
朝からボケェーっとして和んでしまいました。
チェックアウト時、宿のご主人が表まで出てきて下さり、私の車が見えなくなるまでお見送りして下さったのがとても印象的です。
また、その数日後、メールで宿泊のお礼まで頂きました。
うーん、素晴らしい対応ですね。
また利用するかと言えば、岩手県内で他に行きたい所が沢山あり、ちょっと微妙ですが、贔屓にしてあげたい所だと思いました。
お湯だけで語ってしまうと申し訳ないお宿です。とても良い所でした。
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