青森県

白馬龍神温泉 (白馬龍神温泉) ★4.0

最終入湯日 : 2007-5/1

ナトリウム-塩化物・硫酸塩温 泉
(小栗山温泉)
58.4度 / ph6.8 / 100L / 掘削自噴 / S58.11.19
蒸発残留物 = 7023mg

青森県弘前市大字小栗山字芹沢2-1
0172-88-1250
男女別内湯
350円
6:00 – 22:00

弘前市の一角にある温泉銭湯です。お湯の質が良いと聞いており、入ってみたいと前々から思っていた所でした。

建物は少し年季を感じますが、なかなか立派なものです。
内部も手垢がついたような古さを感じますが、これまた何だか良い感じの古さ。
所謂どこにでもありそうな温泉銭湯ですが、それが妙に落ち着きます。
入浴料は350円。そういえば、この施設は北東北の日帰り温泉本(2007年版)で無料入浴出来るのです。
事前に確認して分かっていた事ではありますが、何故か私はこの時無意識に350円支払ってしまいました。
脱衣所についてから気が付き、勿体無い事をしたと少しだけ後悔。
まぁ、本来お金払って入るのが当たり前な所ですし、350円ならば極端に痛い金額でもありませんし、今更返金をお願いするような恥ずかしいこと出来る訳もありませんし・・・
そのまま入浴。でも、暫くの間ずっと「350円あったらチャーシュートッピングで大盛りに出来たなぁ・・・」とか悶々と考えてしまいました。我ながらセコいです。^^;

お風呂は内湯のみです。
なかなか広々としている浴室で、浴槽が中央にあり、周囲が洗い場と言う構成。
湯船はひょうたん型のような形状をしており、20人以上ゆったりと入れるであろう広々としたものです。
浴槽の一部はジャグジーになっていました。
湯船からお湯がオーバーフローしており、そのお湯が析出になったのか、湯船の周辺は温泉成分が析出しており、ガチガチの千枚田になっていました。
なかなか凄まじい光景です・・・

お湯は黄土色で、濁っています。
45度以上あるのではないでしょうか、結構熱めに調整されています。
土類臭と僅かな金気臭のするお湯で、とても濃い印象。ドッシリと重い印象のお湯で、温度が高いせいもあり、一気に体が暖まりどっと疲れが来ます。
こう言うお湯が平然と沸いているんですから、青森って改めて凄いところだと思います。
湯口からは素手で触れない熱いお湯が注がれていました。湯口傍で入ると鮮度が更に良くなり、気持ちが良いですが、湯面がすぐに熱くなるのが難点。始終かき回しながらの入浴を余儀なくされます。
湯口のお湯を桶に掬って飲んでみたところ、金気味と土っぽい味がし、僅かに塩味もしました。
もっと塩っぽいかと思いましたが、薄味だったのが意外です。

毎日利用すると寿命が縮むのではと思えるほど思えるほど力強く、良いお湯です。(酷いたとえ方でゴメンナサイ)
お湯、雰囲気、床の析出物と、とても気に入りました。
立ち寄ってみる価値が大いにある一湯です。

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