最終入湯日 : 2006-5/2
ナトリウム-塩化物・炭酸水素 塩温泉
(山田温泉) 61度 / ph8.1 / 63.8L(掘削自噴)
Na+ = 1500 / K+ = 81.6 / Ca++ = 7.3 / NH4+ = 4.6
Cl- = 1780 / So4– = 16.5 / HCO3- = 973 / HCO3- = 45
H2SiO3 = 225.6 / HBO2 = 83.3 / Co2 = 24.1
成分総量 = 4743mg
青森県北津軽郡鶴田町大字鶴田字小泉460-6
0173-22-6666
男女別内湯
350円
6:00 – 21:00
鶴田町にある温泉銭湯です。周囲が畑(田圃?)ばかりの広い空間にポツンと建っていた為、容易に見つける事が出来ました。
温泉銭湯という事で奥まった場所にあるかと想像していたのですが、広々とした駐車場完備でとても使い勝手が良いです。
私が訪れた時間帯は平日午前中と言う事で、利用者の数はまばらです。
お風呂セットを抱えた地元の方がちらほらと見えられていました。
湯巡りしているのはどうやら私だけと言う感じで、少し場違いな気もしますが、気にせず入浴。
お風呂は内湯のみで、結構広々としています。浴室内の中央には大きな湯船があり、湯口を境に、熱湯と適温の2つの浴槽に分かれていました。
お湯は黄褐色をした透明なもので、ほんのりモール臭が漂う、何だか山梨辺りでよく見かけたような泉質です。
まずは適温の方に入ったのですが、塩分を含む泉質のせいか、ガツンと入り応えがあるもので、体の中にお湯がどんどん沁みこんで来るのが分かります。
見た目以上に強いお湯で、入って暫くすると茹るように体が暖まり、汗をどっと掻きました。
次に熱湯ですが、こちらにも入ろうと思ったところ、手を入れる事すら辛い、かなりの高温でした。
無理すれば入れるかも知れませんが・・・
この後も色々な温泉に入りたかった私は、体力の消耗を抑えるべく、パスしました。
それにしても熱い。こんなお湯、地元の人達は入れるのかな?
もしかしたら早い時間だったから全体的に温度が高かったのかも知れませんね。
シンプルながら、日常使うには勝手がとても良い、生活銭湯です。
津軽にはこう言う温泉銭湯がアチコチにあり、羨ましいですね。
地元の人に愛されるお風呂、いつまでもこのままの姿で残っていて欲しいと思いました。
余談ですが、脱衣所に気になるものを発見。
「ツル多はげます会(鶴田励ます会?)」と言う会を紹介する新聞の切り抜きで、町興しの一環なのか良くわかりませんが、鶴田町に済む頭がハゲたご老人方が、お互いのハゲっぷりを競い、励ましあっていく会らしいです。
ここ、山田温泉では、定期的に「ハゲ相撲」などの催しが行われているらしく、新聞記事に「はっけよーい光った」なんて見出しが載っています。
うぅむ・・・抜け毛で悩む人が見たら卒倒しそうな内容ですね。
ちょっと気になったので、辺りにいた入浴客の髪の毛を確認してしまいました。
アレ、おかしいなぁ。皆さん頭髪で悩まれている様子はありません。
ややや?これはどう言うことだ?
山田温泉に入ると、ハゲが増すのか、ハゲが治るのか・・・ちょっと謎です。
ともあれ、明るく前向きな同会の皆様にはとても好感が持てました。
全国展開を目指していらっしゃるそうですが、是非とも頑張っていただきたいですね。
影ながら応援します。
(同会の会長さんは山田さんらしいですが、この山田温泉の支配人様かな?詳細不明です。)
注.文中に不適切と思われる表現がありますが、「ツル多はげます会」の活動を紹介する上では妥当であると考え、敢えてそのままの言葉で掲載しておりますことをご了承下さい。
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