北海道

共同浴場 まりも湯 (阿寒湖温泉)★3.0

最終入湯日 : 2006-7/15

単純温泉
(阿寒湖畔温泉) 61.9度 / ph6.9 / 300L(動力)
Na+ = 88.5 / K+ = 8.8 / Mg++ = 14.8 / Ca++ = 33.7
Cl- = 40.8 / SO4- = 59.9 / HCO3- = 288.8 / HS- = 0.2
H2SiO3 = 174.2 / CO2 = 32.1 / H2S = 0.2
成分総計 = 754mg

北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目4-25
0154-67-2305
男女別内湯
500円
9:00 – 21:00

阿寒湖といえば、何をさておき最初に想像する事は「まりも」
きっと、まりも以外にも名物や自慢できるものが沢山あると思われますが、多くの方がそう連想するのではないでしょうか。
阿寒湖温泉はそんな阿寒湖の畔にある温泉街です。
大型ホテルなどが立ち並ぶ歓楽温泉街と言う感じで、この一帯だけ妙に賑やかです。
その一角にあるのが、阿寒湖温泉唯一の共同浴場で、その名もなんと、「まりも湯」
う~ん、なんて分かりやすいネーミングなんでしょう。
命名者もっと考えろって感じがしないでもありません。(笑)

内部は銭湯と言う感じのとてもシンプルな造 りをしています。
簡単な待合室と、脱衣所、内湯が一つあります。
これで500円とは少々高い気がします。ましてここは北海道・・・
うーん、きっとこの共同浴場は観光客向けって言う位置づけなのでしょう。
この金額で地元の方が通っているとすれば、少し気の毒な気がします。
浴室には5~6人程度が入れる広さの湯船が一つと、洗い場が数人分ありました。

さて、肝心のお湯。
温めで、源泉からは熱いお湯がチョロチョロと少量だけ注がれており、浴槽の大きさに対する新湯投入量は限りなく少ないです。
基本的に透明なのですが、僅かに濁って見えます。
温泉成分によるものだけではなく、お湯の汚れも濁る一因になっている気がします。お湯の鮮度は悪いと言わざるを得ません。
あまり特徴を感じることの無いものですが、湯口付近ではほんの僅かに温泉臭がしました。
調子が悪い時の別府鉄輪辺りのお湯に似ている印象ですね。

唯一面白いと感じたのが、浴槽内を浮遊する丸い物体。
どうやらヒノキの玉で、まりもをイメージしているのでしょうか、プカプカと浮いていて何とも可愛らしいです。
大小沢山あり、大きいのになるとバレーボールほどにもなります。
お湯で少々ガッカリしていた私をとても癒してくれました。
彼らに免じて、★3つと言うところでしょうか。

料金も妙に高いですので、無理して行くような所でもないと思いました。
朝一番で入れば多少印象も変わってくるかも知れませんね。
まりも玉たちの為にも、もう少し頑張って欲しい一湯です。

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