北海道

鹿の子荘 (鹿の子温泉) ★4.5

最終入湯日 : 2008-7/19

アルカリ性単純温泉
43.4度 / ph9.7 / S55.4.22
Na+ = 119.4 / K+ = 1.6 / Mg++ = 0.2 / Ca++ = 3.5
Cl- = 85.1 / F- = 1.8 / HS- = 1.1 / SO4– = 70.3
CO3– = 22.8 / HS1O3- = 46 / BO2- = 4.4
成分総計 = 357mg

北海道常呂郡置戸町字常元
0157-54-2008
男女別内湯
400円
9:00 – 20:00

周囲に何も無い、山の中にある一軒宿です。
文字通り、鹿が出てきそうな場所にあり、このお宿に来る時と帰る時に、鹿とキツネを見かけました。

今回は宿泊での利用です。ちなみに、1泊2 食で、なんと6550円と言う破格の金額です。
アットホームでとても感じの良いお宿で、到着時間が夜の8時30分と遅かったにも関わらず、嫌な顔ひとつせずに夕食を準備して下さいました。
ちなみに、ビールをお願いしたところ、生ビールが出てきました。しかもこのビール、もっきりかと言わんばかりに、並々と注がれており、泡が全然見当たりません。
貧乏性な私にはとても嬉しいサービスです。それにしてもこんな山の中のお宿で生ビールが出てくるとは思いませんでした。
お料理は、金額からすると贅沢な程に立派な物です。内陸ですが、北海道らしく、お刺身やカニの足が出てきました。とりあえず満足満足。

さて、食後、早速お風呂へ。男女別で、内湯 のみです。
浴室に入って最初に目に飛び込んできたのが、広々とした湯船です。タイル張りでアメーバ状をしており、お湯がザブザブと浴槽から溢れています。
湯船は男女で繋がっており、仕切り板で目隠しをされています。以前はここに水車が置かれていて、水車ごしに男湯から女湯が見えてしまったのだそうです。
浴室内には、巨大な岩などもあしらわれていて、タイル張りの素朴な感じと巨石のワイルドな感じが混在し、とても雰囲気良く仕上がっています。

さて、お湯に浸かるかなと、あたりを見渡すと、そのメイン浴槽右上に、小さな湯船があるではありませんか。妙に気になり、まずはそちらから浸かってみる事にしました。

で、そのお湯。
無色透明ですが、タイルのせいで、青くとても美しい色に見えます。お湯の中には僅かに白い湯花も確認できます。
ほんのり甘い硫黄臭が香るお湯で、温度は42度で適温。湯口から新鮮な源泉がザブザブと注がれており、鮮度は申し分無く良いです。
肌触りがツルツルして気持ち良いのですが、そのうえ、泡つきまでありました。
これ以上望むべくも無いほどに絶好調のお湯です。

2人入るのが精一杯と言う大きさの湯船で、ざぶんと入ると、気持ちよくオーバーフローします。
オーバーフローしたお湯は、そのまま下にあるメイン浴槽に流れ込むのは、ご愛嬌。
メイン浴槽にはオーバーフロー以外にもお湯が供給されており、オーバーフローなど微々たる物ですので、ポイポイ湯と言う感じはしませんので、ご安心を。
溢れる際、ザザーッ!っと、気持ち良く音を立て、岩の上をお湯が沢水のように流れ落ちるのは、見ていて実に壮観です。
楽しくてなんどもお湯を溢れさせて遊んでしまいました。

続いて、最初に目に飛び込んだ、メイン浴槽。
平泳ぎで泳げそうな程に広々としています。張られているお湯は小浴槽のものと同じ、無色透明でツルツルするお湯です。温度は小浴槽よりも僅かに温めです。
お湯は小浴槽からのオーバーフロー以外にも注ぎ足されており、洗い場には常に大量のお湯がザブザブと流れ去っています。
この湯量は実に圧巻な物で、思わずモッタイナイと言ってしまいそうです。
ただ、小浴槽と比較してしまうと、鮮度が見劣りするのは否めません。こちらのお湯は硫黄臭が弱く、泡が付きません。

ただ、鮮度抜群でビシビシ攻撃的な力強さを感じる小浴槽のお湯に比べて、こちらのお湯は熟成されて丸くなっている印象があり、これはこれで、気持ち良く入る事が出来る絶品のお湯です。
普段は鮮度命な私ですが、これはこれで素晴らしく、一言に「鮮度が劣る!」と斬り捨てる事が出来ません。
小浴槽で力強いお湯を堪能し、メイン浴槽で消耗した体力をゆっくりと癒す。そんな使い分けが出来れば、両方を存分に堪能出来るのではないかと思いました。

ちなみに、こんな山の中のお宿だから、きっと他のお客さんはあまりいないだろうと思って行きましたが、意外と利用者が多かったのにはびっくりしました。
しかも、翌朝6時にお風呂に行くと、すでに先客が2名もいるのです。
そういえば夜中も誰かしら利用していましたね。
それだけ良いお湯で、他のお客さんも時間を惜しんでお風呂に浸かりに来ていると言う事なのでしょうね。
北海道の温泉は良い所が沢山あり過ぎて困るくらいなのですが、この鹿の子荘もその中のひとつです。
いつの日かまた再訪したいなぁと思いました。

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