最終入湯日 : 2006-7/17
アルカリ性単純温泉
(アサヒ湯) 44.9度 / ph8.9 / 700L / 自噴
Na+ = 130.8 / Cl- = 61.6 / HCO3- = 214.2
HS- = 1.0 / CO3– = 19.2 / H2SiO3 = 49.5
成分総計 = 491mg
北海道帯広市東3条南14丁目19 0155-23-1902 男女別内湯 ・ 水風呂 ・ サウナ 380円 14:00 – 23:30 |
帯広市内に数多くある温泉銭湯の中でも一際評判が良いアサヒ湯に行って参りました。
誰に聞いても「最高!」と言われるもので、わざわざ道東ツアーの最後の一湯に選んだほどです。
住宅街の一角にひっそりと佇んでおり、予め地図をちゃんと用意して行かないと分かり辛い所にありました。
内部はとてもこじんまりとしており、公衆浴場と言うより、個人でやっている小さなお風呂屋さんって感じです。入ってすぐに男女別に別れており、脱衣所の一部は休憩室のようになっていました。
広くはないですが、コンパクトにまとまっているので、使い勝手は良いです。冷水機があるのは少し嬉しいですね。
お風呂は内湯のみで、浴室内もこじんまりと まとまっています。数人分の洗い場と湯船があり、小さなサウナまであります。
先客が何人かいたのですが、なんと、その中に犬までいました!!!
ビックリ仰天。勿論湯船には入っていません。公衆浴場でそんな事したら大問題です。尻尾を振りながら洗い場をウロついていました。
恐らくアサヒ湯を経営する家族のワンコなのかも知れません。私達が入って来たのに気が付いてか、先客?のオジサンに追い出され、裏口から退場となったのですが、あまりの光景にビックリ仰天です。
こんな事ははじめての経験です。
さて、肝心のお湯はと言うと、茶褐色をした 透明のモール泉です。
見た目は帯広市内に点在する他所のお湯とあまり変わりがありません。
ただ、入った瞬間にその違いが分かります。物凄い泡の付き方なのです。
お湯に浸かってすぐに体中がアワアワになります。泡付きの良さでは遠く及ばないものの、大分の七里田温泉を思い出してしまいました。
泉質は全く異なる訳ですが・・・
そして、泡付き以外にも、肌触りが最高です。泡付きによるところも大きいですが、実にツルツルしてスベスベなのです。
じっくり入っていると、まるで自分の体がお湯に溶けこんでしまったかのような錯覚に陥ります。
更に、お湯から漂う硫黄臭も素晴らしいの一言。直前に入った「ローマノ福の湯」に比べると僅かに劣るものの、しっかりと漂う硫黄臭が実に心地よく、いかにも温泉に入っていると言う気分になれます。
そして極めつけは、新湯投入量の多さ。湯口は浴槽内部に複数個所あり、そこから絶えずお湯が注がれています。
出たり入ったりを繰り返した訳ですが、入るたびに湯船からお湯がザバーっと溢れ出し、気持ち良いったらないんです。
しかも、ここまでくると駄目押しですが、カランから出るお湯まで温泉だときたもんだ!頭を洗ってみたのですが、硫黄臭に包まれて極上の快感を味わうことが出来ました。
文句を言えと言われても、全く思いつきません。(犬はご愛嬌)
こんな温泉銭湯が世の中にあるんですね。感涙ものです。
ここは万難を排してでも行ってみる価値がある一湯です。
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