北海道

芽登温泉 (芽登温泉)★4.0

最終入湯日 : 2006-7/17

硫黄泉
(芽登温泉) 58度 / ph8.4 / 230L / 自然湧出
Na+ = 59.7 / Cl- = 24.8 / SO4– = 59.2
HCO3- = 67.1 / HS- = 4.5 / H2SiO3 = 31.2
成分総計 = 270.961mg (S33.10/1)

北海道足寄郡足寄町芽登2979
0156-26-2119
男女別内湯・混浴露天
500円
10:00 – 17:00

日本秘湯を守る会の会員宿、芽等温泉に行って参りました。
舗装されている国道からダート道に入り、走ることおよそ3kmほど。たどり着いた芽等温泉は秘湯の名前に相応しい山間の一軒宿です。
宿の前には小さな小川が流れており、とても雰囲気が良いです。
建物の屋根にはでかでかと「芽等温泉」と書かれていました。
んな、書かなくったって、他に建物が無いんだから、ここが芽等温泉だって分かるってば。
鄙びた雰囲気に追い討ちをかけるようなセンスで、私は好きです。 ^^;

さて、お風呂は、男女別の内湯と、混浴の露 天風呂があります。
まずは内湯。湯船が2箇所あり、大小に別れていました。
大きい湯船は温めで、小さい湯船は熱めになっています。新湯投入量の違いにより、小さい湯船の方が鮮度が良いです。
ふんわりと優しく柔らかいかすかな硫黄臭と温泉臭が漂う、主張しすぎないけれどもしっかりとした特徴を感じるお湯で、何となく岩手の台温泉に近いようなイメージがあります。
お湯には僅かながら白湯花が舞っていました。

次に露天風呂。こちらは男女の内湯から出る 事が出来、混浴の岩風呂になっています。
一応、男性は右、女性は左と、住み分けるように矢印がありますが、湯船自体が広くない為、あまり意味が無さそうです。
こちらも内湯と同じく透明で白湯花が舞うお湯でした。
お湯の印象に大きな違いはありませんが、外の空気を吸いながら入るお湯は気持ちが良いですね。露天にしてはお湯自体の劣化も少なく、泉質的にも充分楽しむ事が出来ました。

余談ですが、入浴後、次の温泉地へのショー トカットで林道を更に奥へと進みました。
結果、道を間違え、ショートカットどころか時間を余計に費やしてしまったのですが・・・

ただ、途中で野生のエゾジカを見ることが出来、ちょっと得した気分です。
やっぱり北海道の自然は雄大ですね。
改めて素晴らしい所だと再認識しました。

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