アルカリ性単純温泉
(高百温泉) 44.6度 / ph8.6
Na+ = 250.2 / K+ = 2.2 / Ca++ = 8.9
F- = 14.3 / Cl- = 225.2 / SO4– = 118.6
HCO3- = 102.4 / Co3– = 9 / H2SiO3 = 33.6
HBO2 = 12.2 / 成分総量 = 778mg
栃木県日光市高百2601
0288-21-7748
男女別内湯 ・ 露天風呂
露天 300円 / 内湯と露天両方で 500円
営業時間 ? – 20:00
日光と言えば猿軍団が有名。その猿軍団直営の温泉施設があると聞き、そのうえお湯も良いと評判でしたので、早速行って参りました。
まずは何も考えずに猿軍団劇場を目指し、とりあえず到着。
有料駐車場で案内していたオジサンに恐る恐る「温泉あると聞いてきたのですが・・・?」と聞いてみたところ、確かにあるそうですが、離れているそうで、親切にパンフレットを渡してくれました。
猿軍団と温泉。全く縁が無さそうな組み合わせだけに、「は?」とか言われないかと心配でしたが、一安心です。
頂いた案内通りに車を走らせること10分程度。目的の温泉は猿軍団直営のキャンプ場一角にあるもので、劇場からは随分と離れた静かな場所にありました。
キャンプ場の敷地は結構広々としており、池やら公園などがあるみたいで、家族で遊べる空間になっています。
あまり猿軍団のイメージに結びつかないのですが、所々にお猿の看板などがあり、やっぱりココで間違いないのだと確信出来ます。
受付がある建物に入るとそこは食堂のような、休憩所のような造りになっていました。
日帰り入浴をお願いしたところ、露天だけならば300円、内湯にも入るならば500円との事です。
一瞬、露天でも良いかなと考えたのですが、たいていの場合は内湯の方がお湯が新鮮なので、500円払って内湯を利用させて頂く事にしました。
さて、やっとの事で到着した、猿軍団のお風呂、その実力やいかに!?
まずは造りですが、洗い場とサウナ室、そして浴槽があります。
浴槽の先には窓があり、そこからテラスに出る事が出来るのですが、露天風呂などはありませんでした。
どうやらこのテラスは純粋に涼むためだけの空間みたいですね。
肝心のお湯ですが、ほんのり黄味がかって見える透明のものです。
見た限りでは湯花などはありません。
で、浴感はと言うと、これがすこぶる良い!
肌触りツルツルで、浴槽の中で転んでしまうのではと思えるほどに滑らかです。
そのうえ、鮮度が非常に良く、入って少しじっとしていると体中が泡で包まれます。
お湯をよく観察してみると、細かい気泡が無数にお湯の中を舞っているではありませんか!
うーん、これは素晴らしい。湯口周辺にいたっては気泡が多くて濁って見えるほどです。
お湯の臭いはほぼ無臭。僅かに温泉臭がする程度のもので、クセがありません。
湯口からは新鮮なお湯が結構な勢いで掛け流されています。
お湯を飲んでみたところ、口当たりまろやかで甘味を感じるとても美味しいものでした。
毎日水代わりに飲んでいると健康になれそうな気がしますね。
前評判のよさから多少の期待はしていましたが、正直ココまで良いとは思いませんでした。
内湯で大満足してしまい、今回は露天をパスしてしまいました。
次回は露天風呂にも入ってみたいですね。
あまり知られていないのか、利用者が少なくて落ち着ける事も良い感じです。
近くを訪れる機会があれば、是非とも立ち寄ってみて下さい。
日光・鬼怒川周辺では、「仁王尊プラザ」についでオススメの一湯です。
2006-6/17
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