単純硫黄温泉
(鷲倉温泉) 71.2度 / ph5.0
Na+ = 4.8 / Ca++ = 10.5 / Fe++ = 1.2
SO4– = 76.5 / HCO3- = 5.8 / H2SiO3 = 27
CO2 = 58 / H2S = 9.3 / 成分総計 = 213mg
酸性・含鉄(II、III)・アルミニウム・硫酸塩温泉
(鷲倉温泉露天風呂) 43.4度 / ph2.74
Na+ = 20.1 / Mg++ = 17.5 / Ca++ = 31.4 / Al+++ = 43.6
Fe++ = 16.1 / Fe+++ = 5.2 / SO4– = 570.2 / HSO4- = 38.3
H2SiO3 = 268.5 / 成分総計 = 1032mg
福島県福島市土湯温泉町字鷲倉山1
0242-64-3224
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
10:00 – 15:00
事前に立ち寄った「新野地温泉・相模屋」から車で1分もしない場所にあります。
なかなか立派な造りをしたホテルって感じで、ロケーションと建物のギャップが凄いです。
これは、何もここに限らず、すぐ近くにある野地温泉ホテルや相模屋も同様ですが・・・^^;
日帰り温泉の受け入れも積極的な様子で、私達以外にも、同じタイミングで入浴受付をする人達が何組かありました。
さて、こちらの鷲倉温泉旅館。弱硫黄泉と酸性明礬泉の2本源泉を所有し、それぞれが離れた所にあるお風呂で利用されています。
(一説によると、単純泉も所有しているらしいですが、利用状況は分かりませんでした)
まずは、玄関入って右手側、弱硫黄泉の方を利用する事にしました。
こちらは、一つの脱衣所から、内湯と露天両方を使える造りになっています。
まずは内湯。なかなか広々としており、洗い場がおよそ10人分くらいと、大きな湯船がひとつあります。
お湯は薄っすら白濁する、白湯花が舞うもので、ほんのり優しい硫黄臭が漂うものでした。
サラリとして癖の無い優しい肌触りのお湯は、なんだかとても癒されます。
湯口付近の湯底を見たら、白い湯花が沈殿していました。
かき混ぜると、ぱっと舞い上がり、湯底が見えない程に真っ白に濁ります。
強烈な個性はありませんでしたが、なかなか良いお湯で、気に入りました。
続いて露天。岩風呂があるだけのシンプルな造りです。
眺望はそこそこありますが、期待していた程では無く・・・
お湯は内湯と同じもので、少し温めに調整されています。
外気が涼しく、温いお湯と相まって、時間をかければいくらでもゆっくりと出来そうです。
私は内湯の方が好きですが、この露天は露天で結構良い感じですね。
宿泊して、夜中とかボーっと入ってみたいものです。
弱硫黄泉の後は、酸性明礬泉にも入りました。
こちらは、玄関から向かって左側にあります。
弱硫黄泉と酸性明礬泉の2箇所の浴場は離れた所にあるため、いちいち服を着て移動しなければならず、少し面倒ではあります。
こちらは、宿の建物から離れになっており、なかなか風情ある湯小屋になっていました。
勿論男女別で、まるで共同浴場のような脱衣所があります。
脱衣所から出ると、半露天の岩風呂。
こちらには、薄っすらダシ濁りしているようにも見える、透明なお湯が張られていました。
お湯は適温。硫黄臭にも似た明礬臭が漂う、少しだけピリっとする肌触りのものです。
湯切れが非常に良く、ベタつかないので実に気持ちが良いです。
この手のお湯は、お湯に浸かっても茹りすぎることがないので、じっくり入れそうですね。
湯小屋入り口には飲泉コーナーがあります。
そこでお湯を少し飲んでみたところ、僅かに酸味と甘味を感じる、想像通りの味がしました。
毎日飲み続けると結構になれる・・・かな?
2006-9/18
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