酸性・含鉄・硫黄-アルミニウ ム-硫酸塩・塩化物温泉
(蛇荒川洞門源泉) 57.7度 / ph1.5
H+ = 31.8 / Na+ = 26.2 / K+ = 16.1 / Mg++ = 26.8
Ca++ = 66.5 / Al+++ = 95.3 / Fe++ = 24.1 / Mn++ = 1.2
F- = 14.7 / Cl- = 448.2 / HSO4- = 1258 / SO4– = 1181
H2SiO3 = 205.1 / H2SO4 = 100.4 / CO2 = 551.1 / H2S = 12.8
成分総計 = 4079mg
山形県山形市蔵王温泉30-1
023-694-9030
男女別内湯
300円
下湯共同浴場の隣にあるお宿です。
遅い時間でも日帰り入浴を受け付けてくれており、とても有り難い存在です。
宿泊した宿で食事を取り、一息ついた後に行って参りました。
日帰り入浴は300円でとても良心的。湯巡りこけしも利用出来ますが、こちらだと400円相当になるので、現金での入浴がお得です。
お風呂は玄関から少し入った所にありました。
男女別に別れていますが、まるで共同浴場と疑わんばかりのとても小さなものです。
浴室内には、2人入れば精一杯と言う大きさの湯船が一つあり、光の加減だと思いますが、うっすら灰白濁したお湯が張られていました。
湯底にはスノコが敷かれています。残念ながら、川原湯共同浴場のような足元自噴ではありませんが、個人的には好きな造りですね。
少し温めのお湯は、優しい硫黄臭とトロみがある心地が良い浴感があるものです。
お湯は蛇荒川洞門源泉との事で、独自源泉ではありませんが、この一角にある数軒の宿で共有されているもの。
湯口からは素手で触るには熱過ぎるお湯が、チョロチョロと少量づつ、静かに注がれていました。
お湯の鮮度で話をすると、正直、あまり良くはありません。
ただ、温いお湯、薄暗くて狭い浴室、静かに注がれる湯口、何だか不思議と癒される空間で、ずっと入っていたくなってしまいます。
歯を食いしばりながら入る、熱くて新鮮なお湯も好きですが、たまには、ちょっとくらい劣化していても、温いお湯にマッタリ浸かるのも良いモンですね。
夕食後で、お酒も多少飲んだ後でしたので、気持ちよくって、グッタリしてしまいました。
宿泊したなら、時間を気にせず一晩中入ってしまいそうな気持ちが良いお湯です。
蔵王で内湯巡りする際は是非とも立ち寄って欲しい一湯です。
2006-9/16
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