酸性・含鉄・硫黄-アルミニウ ム-硫酸塩・塩化物温泉
(オツン源泉) 46.4度 / ph1.45
H+ = 36.2 / Na+ = 33.4 / K+ = 25.4 / Mg++ = 35.1
Ca++ = 70.2 / Al+++ = 149.5 / Fe++ = 43.8
F- = 18.7 / Cl- = 530.4 / HSO4- = 1714 / SO4– = 1414
H2SiO3 = 189.1 / CO2 = 498.2 / H2S = 10.2
山形県山形市蔵王温泉
023-694-9417
男女別露天風呂
450円 (湯巡りこけし利用可)
6:00 – 18:00
とても有名な露天風呂です。
良いと言う評判で、常々気にはしていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。
だって、温泉街から離れ過ぎなんですよね~・・・
温泉街中心から、車だと5分足らずで付きます。
途中に急坂があり、徒歩で行くとかなりしんどそうです。そんなわけで、冬場は残念ながら閉鎖されてしまいます。
到着してみると、立派な駐車場があり、既に多くの方が訪れていました。
お風呂は、天然の川の一部をそのまま利用したような、とてもワイルドなものです。
駐車場から遊歩道を降りていくと、最初に目に飛び込んできたのは男湯です。
一応ヨシズで囲ってはいますが、なんと、遊歩道から丸見えなんですね。
これが女湯だったら大問題なわけですが、男湯って、いつもこんな扱いですよね。
草津の西の河原露天風呂だって丸見えだし・・・
ま、良いけどさぁ~
受付はその男湯を通り過ぎた所にある湯小屋で行います。料金は450円。
なお、湯巡りこけしでの入浴も可能です。
さて、期待のお風呂。
脱衣所から見て手前と、奥の、2箇所に湯船がありました。
どちらも非常に大きいのですが、奥の方が広く、20~30人でも同時に入れそうなものです。
手前浴槽の方が上段にあり、奥浴槽には手前浴槽のオーバーフローが注がれています。
そうすると、鮮度は当然手前側の方が良い訳で、まずは奥のお湯から入ってみました。
ちょっと温めの適温で、しっかり硫黄臭が漂う、なかなか気持ちが良いものです。
手前浴槽のオーバーフローとはいえ、鮮度は思ったより悪くありません。
青味がかった透明なお湯に、粉雪のような白湯花が大量に舞っていました。
浴槽が深く、お尻をつけて入ろうとすると、微妙に溺れそうになります。
ん~・・・一瞬、このまま入っていても良いかなって思ってしまいましたが、是非鮮度良い方を堪能したいと、そこそこに切り上げて上がってしまいました。
上の浴槽にも、同じく青味がかった透明なお湯が張られています。
湯花の量は、ごく僅かにあると言う程度。見た目からして鮮度が違うのが分かります。
こちらのお湯は、少し熱めに調整されていました。
浴感はと言うと・・・いやぁ、期待通りに気持ちが良いです!
シャキっと目が覚めるような鮮度が良いお湯で、劣化していない硫黄臭が鼻先をくすぐります。
特に、湯口付近に陣取って入浴してみると、その素晴らしさが更に良く分かります。
ん~・・・良いとは聞いていたけど、これほどまで良いとは。
正直、温泉街から離れていて面倒だからと言う理由から今まで来ませんでしたが、なんでもっと早く来なかったのかと、少し後悔してしまいました。
紅鮭と男女別に別れる際、「入浴は20分ね」なんて言っておきながら、あまりの気持ちよさになかなか出られず、結局10分くらいオーバーしてしまいました。
紅鮭は案の定待っていた訳で・・・この場をお借りして、ゴメンちゃい。
訪れる価値が大いにある一湯です。
駐車場完備なので、蔵王を訪れる際は、是非とも立ち寄ってみて下さい。
2006-9/17
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