熊本県

肥後街道 南阿蘇温泉 癒しの里 (南阿蘇温泉) ★4.0

マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
(源泉名:南阿蘇温泉 癒しの里)
55.2度 / ph6.8 / 動力揚湯 / 毎分386L / 2021.2.4
Li+ = 0.3 / Na+ = 283.4 / K+ = 81.8 / NH4+ = 0.3 / Mg+ = 203.9
Ca+ = 196.8 / Sr+ = 1.2 / Mn+ = 1.1 / Fe+ = 2.4
F- = 0.2 / Cl- = 213.4 / Br- = 0.5 / SO4- = 1459 / HCO3- = 247.3
H2SiO3 = 213.5 / HBO3 = 5.0 / HAsO2 = 0.2 / CO2 = 66
成分総計 = 2980mg

熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野461−94
0967-23-5335
大浴場 / 貸切家族風呂
大人 500円、小人 300円 (土日祝前日は大人800円、子供500円)
(貸切風呂は1室2000円から、詳細は公式HP要確認)
12:00 ~ 18:00(土日祝前日は20時まで)

東京から鹿児島に帰省する途上で立ち寄りました。

前日は大宰府天満宮で参拝した後、車で移動し、途中で原鶴温泉の杷木の風なんかに立ち寄りつつ、高千穂神社近くのホテル(非温泉)で一泊。
高千穂神社で夜神楽を堪能しました。

ちなみにこの夜神楽では、イザナギとイザナミが仲睦まじく酒を酌み交わす演目があります。
その演目の途中で、イザナギとイザナミが客席に降り、お客さんにチョッカイを出したりするんですよね。

もちろんお客さん全員にチョッカイ出す訳ではなく、この日は200人くらいいる中でも数名だけなのですが、幸運にもガッツリと襲って頂きましたw
具体的には、最初にイザナミが私に抱き着いてきて、それに嫉妬したイザナギが何してんだコラー!って感じで割って入る入る感じですね。

イザナギとイザナミに揉みくちゃにされ、髪の毛がボサボサになりましたよw
とても良い思い出になりましたが、襲われる直前に撮れた一枚が結構怖いです・・・

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その翌日、高千穂峡を散策してから、改めて高千穂神社を参拝。
その足で近くにある天岩戸神話の舞台でもある天岩戸神社にも参拝してきました。

天岩戸神社では神道と仏教の関りについてなど、とても良い話を聞く事が出来ました。
このホームページの主旨では具体的な話などは割愛しますが、今までずっと胸の中でつかえていたモヤモヤが晴れました。
今まで温泉以外にも色んな神社仏閣を巡っており、そのどれもが素晴らしく心洗われるところでしたが、特にここ天岩戸神社で聴けたお話は一生忘れる事が無いと思います。

機会があればブログに書いてみようかな? (と言いながら、大抵書かずに放置しちゃうんですけどね・・・)

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このまま我が家の旅行の話をしていても、一体なんのページなんだか分からなくなってしまいますので、多少強引に話を温泉に戻しますね。

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高千穂でガッツリ観光をして満足した我が家、後は鹿児島にある紅鮭の実家を目指すだけなのですが、折角なので一箇所くらいと思って立ち寄ったのがこちらです。
基本的にはお宿らしいですが、日帰り入浴の受付も積極的みたいですね。

お風呂は大浴場の他にも貸切風呂があります。
我が家は子供も入れて4人、大浴場でも貸切風呂でも、金額的にあまり差がありません。
折角だから家族水入らずで、貸切風呂をお願いしてみたところ、現在満室で既に2組待たれていると案内されました。
3組目で待つ事も出来るけど、前のお客さんが出てから清掃とかも挟むので、案内出来るまで1時間掛かるだろうとの事です。

一瞬迷いましたが、早く鹿児島の実家に帰りたいですし、待つ事はせずに大浴場を利用する事に。

大浴場は受付から少し離れた場所にありました。
当たり前ですが男女別です。
紅鮭 + 娘2人とはここでお別れ。

パパひとりぼっち、ちょっとサミシイ・・・ (´・ω・`)

脱衣所を出ると、まずは洗い場があります。
この洗い場には湯舟はありません。

その洗い場から出ると露天風呂になっていました。

貸切風呂が順番待ちでしたので、大浴場も混んでいるだろうと思っていましたが、なんと誰もいませんでした。

大浴場と言う名前ですが、あまり広くはありません。

湯舟は手前と奥の2槽に分かれています。
手前は温めで、約40度。
湯口は奥の方にあり、こちらは42度で適温。
鮮度が良いのは勿論、湯口のある奥の方です。

お湯からはほんのり金気臭と、土類臭のような成分臭があります。
湯底が見えない程度の茶濁りでした。
肌触りは少しキシキシ系、湯切れはとても良く、お湯から出ると肌がサラリと乾きます。
見た目にはベタベタしそうですけど、意外とアッサリ系ですね。
脂性肌の私にとって、このお湯はサッパリするのでかなり好き。

源泉温度が低いので少し加温しているようですが、とても良いお湯です。

不思議なのは、ここに着いて駐車場に車を停めた際、ハッキリとわかる硫黄臭がしました。
それは紅鮭も気付いており「硫黄の臭いがするね~!」なんて言っていて、多少なりと硫黄臭がするお湯だと期待していたのですが、このお湯からは一切硫黄臭がしません。
あの時に嗅いだ硫黄臭は一体なんだったんだろう・・・?

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すぐ隣り合う女湯から子供達の声が聞こえます。
話しかければ声が通りますので、結果的には貸切風呂みたいな状態ですね。
時折、紅鮭が下の子に対して注意する声なんかも聞こえてきます。
貸切風呂に入ってみたかったけど、子供がいたらゆっくり出来ないし、これはこれで良かったのかな?

この日はこの一箇所だけで、後は鹿児島に向かって走るだけでしたので、時間を気にせずゆっくりと寛ぐ事が出来ました。

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なお、最後に大切な事なので付け加えておきますが、イザナミに襲われた際、イザナミからとっても良い臭いがしました。

しかし非常に残念な事実ですが、イザナミの中身はオッサンなのだそうです。

Ω ΩΩ<な、なんだってー!?

そもそも神楽殿は神聖な場所として、女性が立ち入る事を許されていませんでしたからね。(今も女人禁制かは未確認)
それに、ディ〇ニーランドでミッ〇ーマウスの中身を気にするようなモンで、無粋ですよね。
神様に襲って貰えるなんて、人生でなかなか経験出来ない、とても有難い事です。

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そんなわけで、2024年の締め括りはとても縁起がいいものでした。

2025年もきっと良いコトあるはずです。

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2024年 12月31日 - 初訪問・日帰り入浴

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