単純泉
（二宮源泉） 40.7度 / ph7.1 / S54.2.10
Na+ = 142.2 / K+ = 9.2 / Nh4+ = 4.0 / Mg++ = 6.6
Ca++ = 12.7 / Fe++ = 0.6 / Cl- = 142 / F- = 0.7
HS- = 0.7 / SO4– = 78 / HCO3- = 367.9
H2SiO3 = 160 / HBO2 = 3.7 / CO2 = 7.3 / H2S = 0.7
成分総計 = 811.6mg
宮城県大崎市鳴子温泉字馬場136
0229-83-3778
男女別内湯
300円
馬場温泉と中鉢温泉の間あたりにあるお宿です。国道47号線をわき道に入り、奥まった所にあるので、看板だけが頼りです。
以前、友人と一緒に鳴子に集まろうと言う話になった際、アワアワになれるお湯に浸かりたいとの要望があり、その時に候補に挙がったのがここ、二宮荘でした。
結局その時は馬場温泉が宿泊先になり、二宮荘は利用せずに終わったのですが・・・
その時以来、どんなお湯だろうかとずっと気になっていました。
と、言うことで、まず最初に訪れたのが、5月4日の午前10時頃。玄関をくぐり、日帰り入浴をお願いすると、ちょうど清掃でお湯を抜いてしまい、昼過ぎ頃まで入れないとの事でした。
残念。結局その日は諦めて再訪はせず・・・
続いて訪れたのは、翌日の5月5日。午前中は入れないだろうと見越して、昼過ぎに行ってみたのですが、たまたま遅い時間にチェックアウトしたお客さんがいたそうで、またもや玉砕！
結局、同じ日の夕方に訪れ、やっと入ることが出来たと言う次第です。
でも、玉砕する度に、お宿の人がとても申し訳なさそうで・・・断り方もとても丁寧で、非常に感じが良いところです。
むしろ、タイミング悪く来てしまってゴメンナサイと言う感じがしてしまいました。
・・・と、言うわけで、やっとこさ入る事が出来た二宮荘！
男女別で内湯のみの、とてもシンプルなお風呂は、内部も至ってシンプル。
左手側に湯船があり、4～5人なら足を伸ばして入ることが出来るであろう大きさです。
お湯はうっすらウーロン茶色。馬場温泉を少し薄めたような色で、期待に胸が膨らみます。
さて、そのお湯の感触は・・・
温めで、40度程度でしょうか。ずっとお湯に浸かったまま長時間居られますが、気が付いたらヘロヘロになっているであろう、絶妙な温度です。肌触りは非常に柔らかくて、ツルツルして気持ちが良い！お湯からはモール臭と、僅かに硫黄臭。
それに、控えめなアブラ臭がして、これまた気持ちが良いです。
馬場温泉を希釈したような、とても優しいお湯です。
期待の泡付きですが、確かにありました。1分間くらいじっとしていると、気づいたら体毛が薄っすらと白くなっているのが分かります。
しかし、思ったよりも泡付きは少なく、少しだけ期待外れ。でも、泡付き云々ではなくて、とても気持ちが良いお湯で、個人的にはとても満足です！
何より、温いので、ゆっくり入ることが出来て良いですね。
何度も玉砕してしまった分、時間を気にせずゆっくり入ってしまい、結構ヘロヘロになってしまいました。
ここだったら是非宿泊して再訪してみたいなぁ・・・
夜中とか、後は何もする事が無い状態で、時間を忘れてお湯に浸かっていたいです。
次回来るときは宿泊で再訪したいと思った素敵な一湯でした。
2008-5/5
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