民宿たかはし （北湯沢温泉） ★4.0

アルカリ性単純温泉
（源泉名：大滝村1号井）
90.4度 / ph8.5 / 動力揚湯 / H17.8.8
Na+ = 207.4 / K+ = 8.8 / NH4+ = 1.7 / Ca+ = 22.4 / Fe+ = 0.3
F- = 0.7 / Cl- = 161.1 / HCO3- = 37.3 / SO4- = 246.8
CO3- = 16.3 / HPO4- = 0.6
H2SiO3 = 120.7 / HBO3 = 16 / HAsO2 = 1.5 / CO2 = 0.2
成分総計 = 842mg

北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町39
0142-68-6665
男女別内湯
大人 500円、小人 300円
10:00 ～ 15:00

北湯沢温泉にあるこぢんまりとした民宿です。
長流川と並行して走る国道453号線沿いにあり、洞爺湖側から走っていくと北湯沢温泉のちょうど入口みたいな場所にあります。
ちなみにこの民宿たかはしさんの奥には「ホロホロ山荘」と言う立派なホテルがあり、最初間違えてそちらの駐車場に行ってしまいました。
看板とか建物は目立つ場所にあるんだけど、入口がちょっと分かり難いかも？

お宿の通り向かいには源泉タンクがあります。
北湯沢温泉は共有源泉だと聞いているのですが、お湯はここから引いているのかな？（未確認）

民宿なので、もちろん宿泊は出来ると思われますが、パッと見だと食堂がメインって感じがします。
折角なので、まずは食事を頂きました。
頼んだのは天ぷらそばです。
天ぷらそばで1000円は安い！私は大盛にして貰ったので、プラス200円だったかな？（うろ覚え）
美味しくツルっと頂きました！

食後にお風呂をお借りしました。
男湯側は清掃の為にお湯を抜いてしまったとの事で、女湯側で良ければ貸切で入って良いよとの事との事です。

さて、そのお風呂ですが・・・

おぉ！狭いぞっ！

手前に洗い場、奥に湯舟と言う、どこにでもあるシンプルな配置なのですが、左右の幅がかなり狭いです。
妙に縦長に感じると言うか、壁が迫ってくるような圧迫感があります。

ちなみにワタシ、湯舟は小さければ小さいほど萌えるタイプなので、この狭苦しい造りは大好きです！
でも、貸切だから良かったですけど、見ず知らずの他人と一緒にこのお風呂入るのは嫌ですね。
これはあくまでも私の想像ですけど、普段から貸切で使われているんじゃないかな？

湯口はホースでダイレクト注入されており、その為に湯面が全く揺れておらず、鏡張りのようになっています。
そのため、無色透明でクリアなお湯が殊更に澄んで見えます。
狭い浴室に、小さな湯舟があり、静かに青く（浴槽タイルの色だけど）輝いている。
う～ん、何とも神々しいです！

鏡張りで美しいお湯を揺らすのは気が引けましたが、ザブンと浸かってみました。
溢れ出たお湯で、洗い場がまるで洪水！脱衣所まで水浸しになりそうでちょっと心配。
贅沢な気分を味わえる一方で、貴重なお湯を無駄にしてしまっているようで、なんだか罪悪感すら感じちゃいますね。

湯舟のお湯は温めで40度を少し下回るものと思われます。
源泉温度は非常に高く、湯口から注がれているお湯も熱湯ですが、新湯投入量がかなり絞られており、それで温度調整をしているみたいです。
でも、鮮度って話をしたら、悪くないどころか、かなり良く感じます。

食事中に女将さんが色々と説明してくれたのですが、あまり沢山の人が利用するとお湯が汚れてしまうので、日帰り入浴の受け入れは消極的みたいですね。
この綺麗なお湯を見て、なるほどなぁと思いました。
宿泊された人にはベストな状態で入浴して欲しいのかな？
今回私が立ち寄りで利用出来たのはラッキーだったのかも。