単純硫黄温泉
(水沢温泉/1、2、3、4、混合)
58.5度 / 1000L / 自然湧出 / H11.7.16
Na+ = 179.9 / Cl- = 340.8 / Ca+ = 299.8 / Mg++ = 129.9
Cl- = 340.8 / HCO3- = 379.8 / SO4– = 929.4
H2SiO3 = 272.8
秋田県仙北市田沢湖生保内字下高野73-3
0187-46-2006
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
9:00 – 15:00
民宿ルームなどがある田沢湖高原温泉の手前2kmほどに位置する水沢温泉。田沢湖高原と同じく、ロッジやペンションなどが立ち並ぶ、高原スキーリゾートと言う雰囲気のところです。
この日はGW前の平日。スキー客が引き上げた後で、なんだか街全体が熱の冷めたような、少し物寂しい雰囲気です。
そんな中訪れたのがここ、ホテルニュースカイです。
受付けで日帰り入浴をお願いすると、快く受け入れて下さり、丁寧にお風呂の場所などを案内して頂けました。
さてお風呂。男女別で、それぞれに内湯と露天があります。
まずは内湯ですが、洗い場数人分、湯船は4~5人程度入れるものがひとつの、こぢんまりとした印象のものです。
ほんのり青味がかった透明なお湯が張られており、少し熱め。湯底には湯花が沈殿しており、かき混ぜると粉雪のようにぱっと舞い上がりました。
お湯からはほんのり硫黄臭が漂い、それ以外にもガス臭とアブラ臭の混じったような臭いがします。少し熱めの44度程度に調整されており、しっかり暖まります。
肌触りに特徴は少なく、ほんの少しシットリすると観察。
とても鮮度が良くて気持ちが良いお湯です。
基本的に田沢湖高原のお湯の延長線って感じで似ていますが、こちらのお湯は、田沢湖のお湯から硫黄臭を抜き、ガス臭とアブラ臭だけが残ったような印象です。
田沢湖高原と水沢、どちらが良いか簡単に甲乙つける事は出来ませんが、アブラ臭が好きな人であればこちらの方が良いかも知れませんね。
ちなみに、露天風呂へ行くには一旦内湯湯船に足をつけて通り過ぎる必要があります。
これは構造的な欠陥か・・・?
こちらにも同じお湯が張られていました。
内湯に比べると若干温度が低いですが、露天にしては結構熱めで、43度くらいでしょうか。
鮮度がとても良く、気持ちがいいです。
湯口は岩が組まれており滝のようになっていました。
湯口付近では、お湯が岩にぶつかり拡散するせいか、内湯よりも源泉の臭いが強く感じます。
屋外の美味しい空気を吸いながら楽しむ事ができました。
2007-4/27
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