含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉
(薬師の湯) 49.0度 / ph7.0
Na+ = 851.5 / Ca++ = 57.2 / K+ = 28.5 / Mg++ = 77.7
Sr+++ = 2.7 / Cl- = 198.5 / HS- = 40.8 / SO4- = 220.0 / HCO2- = 2507
H2SiO3 = 63.6 / HBO2 = 31.7 / CO2 = 303.0 / H2S = 46.1
成分総計 = 4433mg
岩手県岩手郡雫石町橋場国見温泉
男女別内湯 ・ 混浴露天
090-3362-9139
入浴 : 300円
10:00 – 16:00 (冬季閉館)
国見温泉は、長野の「熊の湯」と並び、お湯の色がエメラルドグリーンに濁る事で知られる温泉です。
その中でも「石塚旅館」は雑誌などでも度々登場する有名なところで、常々訪れてみたいと思っていたのですが、遂に行く機会に恵まれました。
秋田県角館と岩手県盛岡を結ぶ国道46号線を外れ、道幅の狭い上り坂を登ることおよそ20分。目的の国見温泉は、雑誌などで度々特集される華々しいイメージとはかけ離れた、非常に静かでこじんまりとした温泉地です。
目的の石塚旅館は外壁補修中なのか、旅館の一部が木製の足場に覆われ、営業しているのかしていないのか、パッと見分からないような状態でした。
とりあえず旅館の中にいる人に話しかけてみると、「どうぞどうぞ」と通して貰えました。旅館的というより、所謂「山小屋的」なアットホームな対応に心癒されます。
受付をしてくれたオジサン曰く、国見までの道が6時以降は閉鎖されるので、それまでには入浴を終えてお帰り下さいとの事です。
帰り道が無くなってしまっては適わないので、半分駆け足で浴室へと向かいました。
この国見旅館、露天と内湯があるそうです。しかし、この日利用出来たのは内湯のみ。
露天は改修工事中なのか、使用禁止になっていました。ちょっと残念。
まあ、元々時間が無かった事もあり、気を取り直して内湯を利用する。
内湯ですが、最近新しく完成したものなのか、事前に他所のページで確認したものとは若干内装の異なる、造りをしていました。
ただ、湯船に張られているお湯は噂どおり、バスクリンなどで人工的に着色したのではないかと疑いたくなるような、鮮やかな緑色をしています。
お湯の印象はヌルヌルすべすべ。温度も41度と適温で、肌触りは青森の新屋温泉を彷彿とさせるものです。臭いは強硫黄臭で、僅かなアブラ臭も感じました。
湯口の脇には飲泉用のカップが用意されており、試しに飲んでみた所、顔をしかめたくなるほどに強烈な硫黄苦味がしました。
人気があるところだけに、混雑していることを予想していましたが、この日は訪れた時間が遅かったせいか、ほとんど貸切の状態で利用する事が出来ました。
噂どおりの綺麗なお湯と、見た目に負けないほどに濃くて肌触りの良いお湯。
帰りの道路閉鎖が気になり、あまりゆっくり出来なかったのが残念でなりません。
今回利用出来なかった露天にも是非浸かってみたいので、次回は宿泊で訪れたいと思いました。
2007-5/2
2006年8月20日・再訪宿泊
去年のGWに一度訪れ、良いお湯にビックリした国見温泉。
是非もう一度と思い、今年のGWにも再訪したのですが、冬季閉鎖が解除されておらず、残念ながら玉砕。やっぱりどうしても行きたいと言う事で、今度は宿泊で利用してきました。
自炊部で1泊です。なんと、一人2800円と言う破格の金額。
部屋は自炊部ですので、とても簡素。鍵のつかない部屋に、裸電球と言う、カップルにはとてもではないがオススメ出来ないものです。(と言いつつ、紅鮭と一緒な私ですが・・・^^;)
でも、利用出来るお風呂は旅館部に泊まっても同じなので、ダントツの割安感があります。
夜と朝、3箇所あるお風呂をじっくりと堪能致しました。
やっぱココのお湯は最高ですね~!
お湯の素晴らしさを再認識したので、★を最高評価の5つに格上げしました。
年に一度は訪れたい名湯です。
ただ、東京からだと遠いのが難点・・・(涙)
混浴露天風呂 男湯 小浴場
2007年5月2日-再訪
3度目の利用です。
今年は冬季閉鎖解除が少し早く、5月1日からオープンだったようです。
つまり、オープン2日目という事。仲間内では一番乗り、ウレシー!
相変わらず素晴らしいお湯で、私にしては珍しく1時間30分ほどゆっくり滞在してしまいました。
いつ来ても変わらぬ素晴らしいお湯。
年に1度は必ず立ち寄りたい一湯です。
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