硫黄泉?
鹿児島県某所
鹿児島県某所にある共同浴場で、近所の人達数軒が利用されているようです。
恐らくジモ専なのだと思いますが、お風呂を管理されている民家のお婆ちゃんにお願いしたらアッサリとOKを頂けました。
(ちなみに交渉したのは私では無くて温泉仲間のOさんですが・・・)
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お風呂は男女別ですが、いかにも共同浴場って感じで、脱衣所も浴室も必要最小限です。
同時に入るならばせいぜい2人までと言う感じの小さな湯舟と、少し手狭な洗い場。
カランなどは無く、頭や体を流すのであれば湯舟のお湯を汲みだす必要があります。
かなり年季が入っていて床や壁などが変色していますが、ちゃんと清掃されていて清潔なお風呂です。
お湯は勿論掛け流し!
湯口からは素手で触るには少し熱すぎる程度の新湯が注がれています。
コックで湯量を調整して温度調整するタイプのようですが、バッチリ適温の43度でした。
こういう所ですので、利用者は少ないと思われ、鮮度は抜群に良いです!
湯底には白湯花が沈殿していて、お湯に入ってかき混ぜると粉雪のように舞い上がります。
お湯からは優しい焦げ硫黄臭。
誰が入っても「あぁ、温泉だぁ」と分かるような、ハッキリと特徴を感じる硫黄泉ですが、あまりクドくはありません。
むしろアッサリ系と言っても良いような硫黄泉で、毎日入っても飽きる事が無さそうです。
濃いお湯も好きですが、こういう優しいお湯も捨てがたいんですよね。
まぁ、私の場合、塩素臭さえしなければどんな温泉でも「気持ち良い!」しか言わないのですけど、、、
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浴後、お婆ちゃんにお礼を言って帰ろうとしたら、いらっしゃいとお誘い頂き、御玄関先でお茶とお菓子の接待をして頂きました。
なんでも、ご主人が建築会社をされていたそうで、この共同浴場もご主人が建てられたのだとか。
普通では入る事が出来ないであろうお湯に入れて頂けただけでなく、貴重なお話まで聞かせて頂くことが出来て、体だけでなく心の底から温まりました。
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2022年 1月3日 ー 初訪問・日帰り入浴
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