
最終入湯日 : 2007-11/10
単純温泉
(出町温泉2号) 44.9度 / H14.12.18
Na+ = 161.1 / K+ = 9.3 / Mg++ = 0.4 / Ca++ = 30.7
Cl- = 229.5 / SO4– = 28.2 / F- = 1.3 / Br- = 0.7
HCO3- = 56.2 / CO3– = 24 / H2SiO3 = 143.6
成分総計 = 686mg
青森県青森市西滝2丁目6-1
017-782-2181
男女別内湯
390円
6:00 – 23:00
住宅地の一角にポツンとある温泉銭湯です。
なかなか年季の入った外観で、こういう造りは大好きです。
駐車場が広々ととってあるので、使い勝手は非常に良い印象。
入り口部分に謎の怪文書発見。 「こらっし ゜ ` 主 さ」???
よく分かりませんが、多分、歓迎されているような気がします。

内部も所謂温泉銭湯と言う感じの造りをしています。
年季が入っていますが、脱衣所・浴室共に広々としていて、悪くありません。
浴室の造りも、手前に洗い場、奥に湯船と言う、そのまんま銭湯と言う感じで、どこか懐かしさすら感じる、ホッと落ち着ける物です。
壁のタイルアートがレトロな風情を上手に演出していて、とても雰囲気が良いです。
タイルアートから視線を落とすと、そこは湯船。湯船もタイル張りで、バランスが良いです。
左右で2槽に分かれており、右側が狭く、左側が広々としていています。
お湯の温度は、左側の方が少し熱めで、43度くらいです。私はとりあえず左側をメインで私用する事にしました。


まず最初に目に付くのが、面白い形をした湯口です。何をデザインしたのか分かりませんが、一言で言うと、原爆ドームです。
そこからお湯がザブザブと溢れています。
ちなみにこの原爆ドームの屋根部分、取り外す事が出来ます。でも、取り外したところで、見た目以外にいったい何がどう変わるのか分かりません。
こういうデザインって事なのかな?一度見たら忘れられない、面白い造りをしています。
お湯は無色透明。見た限りではとてもクリアで濁っておらず、湯花もありません。
肌触りがツルツルするもので、浴槽内のお湯はほぼ無臭か、僅かに温泉臭と言った感じのもの。湯口でお湯の臭いを嗅ぐと、甘い硫黄臭がハッキリと分かります。
クセが無くて、毎日でも利用したくなるタイプの、なかなか良い感じのものです。
お湯に浸かって暫くじっとしていたところ、僅かながら、体毛に細かい気泡が付着しました。
これは鮮度の良さの現われか・・・? でも、同時にジェットバスもされているので、もしかしたらその副産物かも知れませんね。。。
素朴な銭湯に沸く、毎日利用したくなるクセが無くて気持ちの良いお湯。
こんなのがウチの近くにあったらなぁ・・・
絶対に回数券を買って毎晩通う事でしょう。
浴室の風情で安らぎを覚え、湯口を見て驚き、お湯に浸かって関心してしまった、印象深い一湯です。
2024年 10月27日 - 再訪
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再訪してきました・・・
と、その前に、ラーメン食べて来ました。
前から気になっていた、青森名物の「味噌カレー牛乳ラーメン」です。
カップラーメンだったら何度か食べているんですけど、本場で食べた事無かったんですよね。
訪れたのは「味の札幌 大西」さんです。
青森のソウルフードと聞いていましたが、ルーツは札幌ラーメンなのだそうです。


名前のインパクトが凄いですけど、別にゲテモノでもなんでもなく、普通に美味しいラーメンでしたよ!


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と言う訳で、かなり久しぶりの出町温泉です。
外装工事をされていました。
廃業してしまう銭湯が多い中で、まだまだやる気あるぞ!って感じの改修をしてくれていると、なんだかほっとしますね。


以前訪問した時の記憶がほとんどないので比較になりませんが、内部はとても綺麗です。
夕方と言う時間もあって、既に多くの人で賑わっていました。
写真撮影の可否は不明ですが、とても撮れる雰囲気はありません。


自分で書いた以前のレポートを読み返すと、湯口で硫黄臭がしたとありますが、今回は特に感じませんでした。
塩素臭もせず、気持ちの良いお湯である事には違いありませんけど、浴室内にはシャンプーなどの臭いで充満しています。
利用者が多い時間帯でしたからね。
街中温泉ですからね、地元の方達の生活が垣間見れるようで、これはこれで嫌いじゃありません。
出町温泉で印象的だった原爆ドーム型の湯口は無くなっていました。
正確には湯口自体はあるのですが、覆っていた金網が無いんですよね。
出町温泉と言えばこの湯口って位にインパクトがあったので、ちょっと残念・・・
帰り際、駐車場には向かわずに通りに出たら、そこには記憶に懐かしい外観がありました。

昔撮った写真と見比べても全く同じです。
また何年かしたらきっと再訪します。
その時にも今と変わらずある事を願いつつ・・・
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