塩化物温泉
成分表の掲示無し。柴垣湯以 外は共有源泉につき、「入来町高齢者福祉センター」に掲示 されていた成分表を参考までにUP
(福田温泉) 58.3度 / ph6.4 / H14.10.11
Na+ = 831 / K+ = 55.8 / Mg++ = 10.3
Ca++ = 151.4 / Fe++ = 2.4 / Li+ = 3.5
Mg++ = 10.3 / Cl- = 1083 / F- = 1.1
SO4– = 266.5 / HCO3- = 573.6 / H2SiO3 = 140.4
HBO2 = 32.6 / CO2 = 197.4 / 成分総計 = 3368mg
鹿児島県薩摩川内市入来町副田6075-2
0996-44-3131
男女別内湯 ・ 貸切内湯
300円
営業時間 要相談
入来温泉に来たついでに、少し気になっていたホテルに立ち寄りました。
それがココ、ホテルふちさきです。
看板と建物はすぐに見つかりましたが、入口がなかなか見つからず、周辺をウロウロ走ってしまいました。
さて、ホテルに入り、フロントを見ると、誰もいません。
いつものように「ごめんくださーい」と呼ぶが、誰も出て来ません。
何度呼んでも出ないので、諦めかけた時、フロントの受付に、「御用の方は下記番号まで電話下さい」と書かれています。
電話を掛けてみると、一旦はホテルフロントの電話機が鳴ったものの、すぐ転送されて、女将さんが出ました。
「すみません、お風呂入りたいのですが・・・」と言うと、「あぁ、今買い物来ててね、すぐ帰るから、お風呂入って待っていて!」との事。
さすが南国鹿児島、実におおらかです。
さて、そのお風呂。男女別の内湯と、貸切風呂があります。館内には女将さんはおろか、誰もいませんので、ひと通り見学させて貰いました。
まずは男湯。瓢箪湯船が実に渋いです。フロアは温泉成分により変色しており、年季の程が伺えます。
続いて家族湯。男湯のすぐ隣にあります。こぢんまりとしていて実に良い感じです。
最後に女湯。男湯から離れた所にあります。湯船は2つありますが、お湯が張られているのは1ヶ所だけで、若葉マーク状の湯船にはお湯が張られていません。鯉の滝登り湯口らしきものがありますが、この湯口は現在使用され
ていません。
どこの浴室も、それぞれ味があって、とても良い雰囲気です。
私は勿論男湯を利用。
湯口からお湯がざぶざぶ注がれており、お湯の表面がやたらと熱くなっています。必死にかき混ぜたら、45度くらいになったので、これでなんとか入浴。
入っているとすぐお湯の表面が熱くなり、首がチリチリと焼けるような感触に襲われるので、常時お湯をかき混ぜながらの入浴です。
暫くの間誰も利用していなかったであろうお湯は、言うまでも無く鮮度抜群。
温泉は入来の共有源泉で、他所とあまり変わった感触ありませんが、独り占めで贅沢な気分を味わえました。
浴後、ロビーで寛いでいると、お買いものから女将さんがちょうど帰って来ました。私の車を見て一言、「あら、練馬ナンバー!」
色々とお話をしていたら、近くの湧水を汲んで来たと言うお水と、みかんを1個頂きました。
とっても感じが良い女将さんで、体も心も癒されました。
2009-5/2
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