酸性硫黄泉?
成分表の掲示確認出来ず
参考までに湯の里共同浴場に掲示されていた成分表を掲載
酸性・含鉄(II・III)・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉
(雲仙温泉) 44度 / ph2.3 / H16.10.22 / 自然湧出
Na+ = 15.1 / H+ = 5.5 / K+ = 9.6 / Mg++ = 8.7
NH4+ = 21.3 / Ca++ = 53.9 / Al+++ = 61.3 / Mn++ = 0.3
Fe++,FE+++ = 38 / Zn++ = 3.2 / Cl- = 24 / F- = 0.3
Br- = 0.2 / I- = 0.2 / HSO4- = 152.8 / SO4- = 825.5
S2O3– = 0.4 / H2PO4- = 0.9 / H2SO4 = 2.1
H2SiO3 = 246.3 / HBO2 = 0.8 / CO2 = 140.6 / H2S = 4.8
成分総計 = 1616mg
長崎県雲仙市小浜町雲仙320
男女別内湯
100円
9:00 – 23:00
雲仙温泉で、是非とも入りたいと思っていた共同浴場です。
何となく場所は分かっていましたが、なかなか見つかりません。
ちょうどゴールデンウィーク期間中だったせいか、沢山の車が出ており、探そうにもなかなか身動き取れません。
結局見つける事が出来ましたが、結構な時間が掛かり、最後は地元の方に場所を聞いてしまいました。
有料駐車場の一角に、3台分の共同浴場専用駐車スペースがあります。共同浴場利用者は無料で駐車出来る仕組みになっています。
駐車場も、温泉街や湯釜を見学する人の車で、ごった返しています。親切な地元の方の誘導のもと、無事車を停める事が出来ました。
さて、その新湯共同浴場。その駐車場から少し奥に入った所にあります。
男女別で脱衣所と内湯がある、なかなかシンプルな造りです。
浴室入ると、正面に正方形の湯船があり、左右に洗い場が並んでいます。
湯船のお湯は、湯底が辛うじて見えるか見えないかくらいに、薄っすらと白濁。
お湯からはほんのり硫黄臭と明礬臭がします。
肌ざわりはサラサラで、お湯から上がると不思議と汗が止まる、芒硝系の感触を持つ気持が良いものです。
湯口は2本あり、高温と中温のお湯が注がれています。てっきり、片方が源泉でもう片方が水かと思いきや、どちらからも硫黄臭がします。
湯口には飲泉用のコップが置かれています。ほんのり硫黄味と酸味があり、飲みやすいです。
高温と中温を飲み比べてみたところ、高温の方が心なしか濃く感じますが、温度が高いせいもあるかも知れません。
どう言う仕組みなんだろう・・・?
直前に入った湯の里共同浴場に比べると、ほんの少し濃く感じますが、同系列のお湯と言う印象がします。
気持ちが良いお湯だった事と、シャッターチャンスを待っていた事も手伝って、予定よりだいぶ長めに湯浴みしてしまいました。
東北の硫黄泉に比べると薄いなぁ・・・と、言うのは、湯の里共同浴場でも感じた通りです。
でも、このお湯はこのお湯で、凄く気に入りました。
雲仙には一度来れば良いかなと思っていましたが、絶対再訪しようと心に誓った、素晴らしい一湯でした。
2009-5/4
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