ナトリウム-塩化物強塩泉
(神代温泉) 45.2度 / H14.12.5
Na+ = 6619 / K+ = 52.46 / Li+ = 1.51 / NH4+ = 18.87
Mg++ = 69.78 / Ca++ = 611.8 / Sr++ = 31.7 / Ba++ = 9.86
Fe++ = 3.4 / Cl- = 11620 / Br- = 46.27 / I- = 6.62
HCO3- = 133.6 / H2SiO3 = 33.8 / HBO2 = 157 / CO2 = 20.7
成分総計 = 19439mg
富山県氷見市神代3021
0766-91-1210
男女別内湯
500円
8:00 – 22:00
長閑な山間の一角にある素朴な温泉旅館です。
氷見の市街から少し入っただけの場所ですが、なんだかとても落ち着ける一角で、富山は本当に山だらけなんだなーと改めて実感。
ナビに案内される通りに来ると、とんでもない細い峠道を走らされるそうですが、私の場合は紅鮭が気を利かせて峠道を避けてくれたお陰で、難なく辿り着く事が出来ました・・・
って、私は悪路とか狭い道が大好きな人ですので、その峠、本当は走ってみたかったのですけどね。
お宿の外観はとても鄙びています。玄関先には、まるで地盤沈下でもしたかのような穴?
が空いており、その下に浴槽のような、池のようなものが見えます。
昔は露天風呂としてでも使われていたのでしょうか?
中に入るととても気さくな女将さんが出て来られました。どこから来たかと聞かれ、東京からだと答えると、随分感激して下さって、どうやって来たのかなど軽く雑談。
お湯に自信があるそうで、ネットなどで色々と紹介されていると仰っていました。
すんません、私もそうやって紹介してしまっているウチの一人ですけどね。^^;
お風呂は男女別で、内湯のみです。
とても鄙びた造りで、天井が男女一体型で、真中に仕切りがあるタイプです。
この仕切り、妙に低く、私の背丈(180cm)くらいしかありません。
まぁ、普通に利用する分には見えませんので、心配は無用ですけど・・・
洗い場と浴槽があるだけのとてもシンプルな造りをしており、宿の外観ともイメージがピッタリな、とても鄙びた造りをしています。
お湯は黄土色に濁るもの。適温に調整されています。
臭いは土類臭と金気臭が混じるようなもので、湯口で嗅ぐと、若干のアンモニア臭のような複雑な臭いもします。
口に含んでみたところ、とても強い塩分と苦味を感じました。
ずっしりと重い印象のお湯で、入ってすぐに体がポカポカ暖まり、ずっしり汗を掻いてヘロヘロになってしまいました。
浴後、女将さんと軽く雑談。
私のような温泉好きが定期的に訪れるみたいですね。
この間はどこからどんな人が来たなど、色々と教わりました。私の事も、「昨日は東京から来た人いたのよ!」なんて言われてしまうのかな?
源泉が裏手にあるので寄って良くと良いと言われ、行って見ると、まるで小さな湯小屋のような建物がありました。
こりゃまた渋いっ!
素朴なお宿に素敵ないで湯。ココは結構気に入りました。
湯巡りで立ち寄る価値ある一湯です。
2007-6/17
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