長野県

かつら旅館 (鹿教湯温泉) ★4.5

単純温泉
(源泉名:鹿教湯温泉混合泉(鹿教湯2,3,4,6号及び大塩5号の混合泉))
47.5度 / pH8.1 / H29.11.18
Li+ = 0.04 / Na+ = 96 / K+ = 1.9 / Mg+ = 1.1
Ca+ = 87.9 / Sr+ = 0.6
F- = 0.9 / Cl- = 64.6 / Br- = 0.2 / HCO3- = 32.6
HS- = 0.08 / SO4– = 305.3
H2SiO3 = 52.9 / HBO2 = 1.2 / CO2 = 1.3
成分総計 = 646.6mg

長野県上田市西内1211
0268-44-2523
男女別内湯
300円
日帰り時間は要確認

鹿教湯温泉の温泉街から、少し離れた所にポツンと建っている、小ぢんまりとしたお宿です。
今回の湯めぐりでご一緒した、温泉仲間のYさんが見つけて、案内してくれました。

屋号には「旅館」とありますが、公式ページを見ると家族経営の「農家民宿」ってありますね。
ぶっちゃけた話、旅館と民宿の違いが分からない(法律的な違いは分かっています)ので、どっちでもいいのですが、実際のところはどっちなんでしょうね?

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訪問前にYさんが日帰り入浴出来るか確認していたので、到着すると女将さんが「先ほどお電話下さった方ね?」と、とても丁寧にお出迎えしてくれました。
そのままの流れで女将さんにお風呂場まで案内して貰ったのですが、宿泊ではなくただの貰い湯、それもたった300円なのに、申し訳ない程に丁寧な応対です。

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お風呂は男女別で内湯のみです。
小さい湯舟が好きな私は、脱衣所の扉を開けた瞬間に変な笑いがこみあげてしまいました。

コレですコレ! 私が大好きな温泉って、こういう温泉なんですよ!!!

隣でYさんが「良いでしょここ」と、得意げな顔をされていたのが印象的。
悔しいけど、その通りです。
お湯に浸かる前からテンション上がりまくりです。

お湯は勿論、最高でした!
もちろんですが掛け流しで、入ると小さい湯舟からお湯が盛大に溢れ出ます。
温度は適温、お湯からはほんのり芒硝臭がして、ツルツルと言うよりもサラサラする感じのお湯です。

こんなに小さな湯舟なのに、湯口から注がれるお湯は結構な量があります。
そのため、お湯の鮮度は抜群です!

鹿教湯温泉のお湯は基本的に共同源泉なのですが、そのお湯をどう使うかは宿次第です。
特に、泉質的に特徴の乏しい単純温泉の場合、湯使いひとつで「源泉の特徴をしっかり感じる気持ちの良い温泉」にもなれば、「自宅の風呂みたいな普通のお湯」にもなります。
かつら旅館さんのお湯は、間違いなく前者、鹿教湯温泉の繊細な特徴がしっかり伝わる、気持ちの良い掛け流しです。

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帰り際も女将さんにとても丁寧に見送られました。
きっと宿泊したら居心地良いのでしょうね~!

出来ればゆっくり宿泊してみたいお宿です。
いつかきっと、泊まりに来たいなぁ~・・・

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2025年 3月30日 - 初訪問・日帰り入浴

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