大分県

八面山 金色温泉館 (八面山金色温泉) ★3.0

単純温泉?

成分表未確認

大分県中津市三光田口584−1
0979-26-8065
男女別大浴場・露天・サウナなど / 貸切湯(別料金)
大人 700円、子供 350円 / 貸切湯 2500円
10:00 ~ 22:00 (最終受付21時)

5月13日に横須賀港を出港し、フェリーで丸一日過ごして5月14日の夜に九州上陸。
それから毎日のように温泉に入りまくった九州湯めぐりツーリング、最後のに立ち寄ったのがこちら、八面山 金色温泉館です。
「はちめんざん かないろおんせんかん」と読むそうです。

実は、耶馬渓温泉のえぼしやさんでラストの予定でした。
でも、残念ながらえぼしやさんでは食事客の対応で忙しいからと入浴を断られてしまい、途方に暮れてしまったワタシ。
この時19時30分。フェリーが出航する新門司港までは1時間半もあれば着くので、このまま港に向かったら到着は21時です。
フェリーは新門司港からの23時55分の出航なので、それだと時間をかなり持て余すんですよね。

そこで急遽、新門司港に向かう途中で入れる温泉は無いかと探したところ、見つけたのがこちらだったと言う訳です。
正直まったくのノーマーク、どんな温泉だかサッパリ分かりません。
でも今から吟味する暇も無いですし、何よりも名前が何となく惹かれるので、思い付きで行ってみる事に。

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さて、そんなわけで、到着したのは20時過ぎ。
周囲は完全に真っ暗です。
結構な山間にある温泉なのですが、周囲が暗いと尚更山奥に来た気分ですね。

温泉自体はかなり立派です。
宿泊棟が併設されているので泊まる事も出来ますが、メインは日帰り温泉のようです。
こんな遅い時間にも関わらず、出入りする入浴客の姿がチラホラとあります。
人気の温泉なのかな?

内部も立派です。
ズラッと並んだ靴箱の数が規模の大きさを物語っていますね。
入浴料は大人ひとり700円。施設の規模を考えたら妥当ですが、大分の温泉にしてはだいぶお高めな金額設定です。

で、肝心のお風呂ですが・・・

無色透明でほとんど特徴を感じないお湯です。恐らくですが単純温泉と思われます。
正確な湯使いは不明ですが、ハッキリとわかる塩素臭がありました。
内湯はどこに陣取ってもお尻の位置がズレる程の水流があります。給水口と排水口が浴槽内にあり、そのせいで水流が出来てしまっているんですよね。循環は間違いない様子。
露天も同じ湯使いですが、水流の影響を受けにくい箇所が幾つかあり、こちらの方が落ち着いて入れます。
他にも打たせ湯や洞窟風呂など色々とありましたが・・・ 湯使いはどれも残念な感じです。

逆に嬉しかったのは、洗い場が物凄く立派なのです。
椅子が分厚い御影石、お尻がツルツル滑るけど、なんだかとっても贅沢な気分。
そこで備え付けのシャンプーやボディソープを使い体と頭をしっかり洗う事が出来ました。
これからフェリーに乗るので、服も着替えたかったですし、助かりました。

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正直に書くと、九州湯めぐりツーリングの最後が塩素風呂だったのはガッカリでした。
でも、これがもし極上温泉だったら「九州最高! もう思い残す事無し!」になっていたのですが、妙に未練を残した事は良い事なのかも知れません。
「また九州に来よう! まだまだ良い温泉幾らでもあるはずだ!」と自分に言い聞かせ、新たな決意を胸に・・・? 新門司港を目指しました。

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~ 以下余談 ~

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お腹が空いていたので新門司港まであと10km位の場所にあったラーメン屋に入りました。
鳳風ラーメン 下曽根店さんです。
特にこだわりはありませんでした。
看板が大きく入りやすそうなお店でしたので。

とんこつとストレート麺で、博多風なのかな?
マー油入りを注文したので、熊本テイストも入った一杯です。
お腹が空いていたのでチャーハンも注文。
特別凄い美味しい訳ではありませんけど、九州を離れる前に食べる最後の食事だと思ったら、何だか感慨深いものありますね。
朝からほとんど食べていなかったのもあって、胃袋に沁みわたりました。

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出航1時間半前には新門司港に到着。
来る時は「それいゆ」でしたが、帰りは「はまゆう」と言う船でした。

客室は行きと同じ、一番安い奴です。
偶然ですがまったく同じ場所でした。
普通はお向かいさんがいるのですが、この場所は端っこなので誰もいません。
お陰でかなり快適でした。

ちなみにこの「はまゆう」ですが、行きに乗った「それいゆ」とほぼ同じ造りをしています。
最初全く気付かなかったのですが、客室とロビーの間に自動ドアがあり、「あれ? 行きの船にこんなのあったかなぁ?」と不思議に思って気が付きました。
自分で撮った写真を見比べると、壁の色やカーペットが全然違います。
でもそんなのいちいち覚えていませんよね?

私は運よく両方乗れましたが、どっちに乗っても同じです。
もしこれから旅行を計画している人がいたらご安心を!w

横須賀到着は20:45分。
ほぼ丸一日の長い船旅です。

伊豆沖で夕日を眺めながら、旅の終わりを噛みしめました。

九州湯めぐりツーリング、来年もやりたいなぁ~

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2024年 5月20日 - 初訪問・日帰り入浴

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