単純温泉
(源泉名:八車荘2号)
46.6度 / pH7.9 / 動力揚湯 / 毎分200L / R1.12.9
Li+ = 0.1 / Na+ = 185.5 / K+ = 4.2 / Mg+ = 2.6
Ca+ = 10.2 / Sr+ = 0.2
F- = 14.6 / Cl- = 131.4 / Br- = 0.3 / HS- = 1.1
SO4- = 1.0 / HCO3- = 274.8
H2SiO3 = 69.2 / HBO2 = 18 / H2S = 0.2
成分総計 = 713mg
福岡県朝倉市杷木久喜宮1890-1
0946-62-0700
男女別内湯・露天風呂
大人 700円、小人 400円
10:00 ~ 20:00
いきなり当たり前の事を言いますが、福岡県にも温泉はあります。
でも、私はいままで福岡県の温泉って、ほとんど入った事が無かったんですよね。
そもそも遠いからと言うのが一番の理由ですが、九州には紅鮭の実家がある鹿児島をはじめ、別府を擁する大分県、阿蘇山を抱く熊本県など、魅力的な所が沢山あります。
わざわざ福岡県で湯めぐりをしようと言う話にならなかったのです。
そんな訳で私の足がなかなか向かない福岡県ですが、評判が良い温泉もあります。
原鶴温泉と筑後川温泉(原鶴と筑後川はほとんど隣り合ったような場所にあります)には一度行ってみたいと思っていました。
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と言う訳で、初めて訪れた原鶴温泉。
記念すべき一湯目はこちら、やぐるま荘さんです。
ちゃんとお宿なのですが、日帰り入浴にも積極的で、結構遅い時間でも利用する事が出来ます。
男女別の浴場入口には「源泉掛け流しで加水も加温もしていません」と書かれた立て札がありました。
きっと良いお湯に違いないと期待に胸が膨らみます、こういう看板は見ていて嬉しくなりますね!
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お風呂は内湯と露天があります。
まずは内湯、入って右手側に岩風呂、洗い場は左奥にありました。
なかなかの広さで立派な造りです。
何故か天井には横断幕?みたいなのが掛けられていました。これが無ければもっと天井が高くて開放感があったのですが、なんで幕を張っちゃったんだろう?
まぁ、これはこれで雰囲気あって悪くは無いんですけどね。
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入って手前側の広い湯舟は温めで40度前後、奥の狭い湯舟は熱めで43度位です。
ゆっくり寛げるのは温めですが、私が気に入ったのは奥の方。
甘い硫黄臭とツルツルする肌触り、鮮度が良いので源泉の特徴がとてもよく分かる気持ちの良いお湯です。
ただ気を付けなければならないのは、一部が電気風呂になっています。
気が付かずに足を入れて、ビリビリと痺れて飛び上がりました。
気が付かずに入った私が悪いのですが、心臓に悪いですw
特筆すべきはカランで、ここから出るお湯も温泉なんですよね。
カランから出るお湯は言うまでも無く鮮度抜群です。
このフレッシュなお湯をシャワーで頭から浴びると無情の幸せを感じます。
全身が甘い硫黄臭とツルツルする肌触りに包まれるんですよね。
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続いて露天風呂、内湯の岩風呂程のインパクトはありませんが、ところどころに岩を配した風情ある造りです。
温めのお湯で、このお湯からもしっかり硫黄臭があり、肌触りも良いです。
ほんの僅かですが白湯花も舞っていました。
鮮度だけで言ったら湯花の無い内湯に軍配があがりますが、湯の花が舞うお湯も良いですね。
これはこれで気持ち良く、ゆっくりと湯浴みを楽しみました。
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内湯も露天も、カランから出るお湯も、どれを取っても気持ち良くハイレベルな温泉でした。
お陰でこの後の原鶴&筑後川湯めぐりに対する期待値が一気に跳ね上がってしまいました。
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2024年 5月19日 - 初訪問・日帰り入浴
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