ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素・硫酸塩温泉
(源泉名:御湯船温泉)
46度 / ph7.1 / 動力揚湯 / 毎分52.8L / H26.9.1
Li+ = 0.2 / Na+ = 160.1 / K+ = 24.6 / NH4+ = 0.5 / Mg+ = 50.6
Ca+ = 45.4 / Sr+ = 0.5 / Mn+ = 0.3 / Fe+ = 1.2
F- = 0.2 / Cl- = 57.3 / Br- = 0.1 / HCO3- = 636.5 / SO4- = 167.2
H2SiO3 = 147.5 / HBO3 = 3.4 / CO2 = 59.3
成分総計 = 1360mg
熊本県阿蘇郡産山村産山1448
0967-25-2654
男女別内湯
大人350円 小人200円
9:00 ~ 21:00
休み 第3木曜日
熊本県でも限りなく大分県との県境ほど近く、産山(うぶやま)村と言う所にある、御湯船(おゆぶね)温泉です。
こんな言い方をしてしまうと身も蓋もありませんけど、普通に旅行をしていたらあまり立ち寄るような場所では無いかも知れません。
周辺は長閑な田園風景が広がる静かな場所にありました。
余談ですが産山村にはもう一箇所、産山温泉「奥阿蘇の宿 やまなみ」と言う所があり、ここに来る前に立ち寄りましたが、定休日で入浴出来ませんでした。
いつかきっとリベンジします・・・ (´・ω・`)
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ちなみにこの温泉の開湯は平成3年の3月だそうで、ここ産山村に在住の個人が温泉採掘を行い掘り当てたのだそうです。
その後産山村が土地と泉権を買い取り、村営温泉として誕生したのだとか。
受付前にはお土産・・・ ではなく、乾麺やお菓子などの食料品が並んでいました。
地元の人の憩いの場所って感じで、観光客はあまりターゲットにされていない感じです。
パッと見で日帰り施設のようですが、素泊まりで宿泊も受け付けているみたいですね。
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お風呂は内湯のみで、男女別です。
入って右側に洗い場数人分、左側に湯舟があり、手前と奥に分かれていました。
手前の方が熱めで43度、奥が温めで41度です。
源泉は同じですが、湯使いの違いで色合いが違うんですよね。
採光が良くて浴室内が明るく、二色のお湯が美しいコントラストになっていました。
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お湯は強い金気臭を感じる特徴的なものです。
金気臭の他にも僅かながら土類臭のようなものも感じます。
成分表で見ると塩分濃度は強くありませんが、肌にシットリと纏わりつくような感じがあり、お湯から上がると少しペタペタします。
分析表通りだとサラっとした浴感になりそうですけど、意外とずっしり重たい感じがするんですよね。
この日は朝から温泉をハシゴしてここで9箇所目です。
疲れているからそう感じるのかな?
内湯からは外に出る事が出来ます。
露天風呂があるのかな? と思ったら、椅子が置かれているだけで湯舟の無い、ただの休憩室でした。
でもまぁ、これはこれで、汗が引くのであるだけ助かります。
出来ればもう少しオープンにして風の通りが良くなればと思いましたけど、色々と事情あるのでしょうね。
公営の温泉と聞くと、塩素消毒して循環していて、衛生管理バッチリ!ってイメージありますが、ここは塩素臭の欠片もありません。
さすが温泉が豊富な九州ですね!
なかなか訪れる機会の少ない場所にありますが、湯めぐりをしている人であれば行く価値ありです。
素晴らしいお湯でした!
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2024年 5月15日 - 初訪問・日帰り入浴
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