ST250Eバイク備忘録

第10話 – バイク選びは楽しいぞ!

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リトルカブを購入し通勤で使うようになってから1年半ほどが経ちました。
その間、通勤だけでなく山梨ツーリングに2度行ったり、都内の温泉銭湯なんかにも行ったりして「バイクって気持ち良いなぁ~!」と、原付ライフを堪能していた私ですが、しばらくするとこんな欲求が出て来ます。

「二輪免許ほしいなぁ~」

いい歳したオッサンが今更!? ですよ、ホント。
二輪免許の取得なんて10代の時に終わらせておくべき、いわば成長過程みたいなモンですよね。

でも免許欲しくなってしまったのですから仕方がありません。
若者に交じって自動車学校に通って免許を取る事に・・・

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なお、免許取得の状況もブログに書こうかと思いましたが、これと言ったネタも写真も無いので割愛します。
私が通った学校は東小金井駅から徒歩10分程の場所にある「尾久自動車学校」と言う所です。

小金井市の教習所なら尾久自動車学校【指定】 | 東京、小金井市の自動車教習所
尾久自動車学校は、小金井市にある東京都公安委員会指定教習所です。早く、安く免許取得が出来ます!東小金井駅から徒歩6分。東小金井駅、武蔵境駅、新小金井駅からは専用バスにて送迎いたします。

私が普通自動車免許を取ったのもここ、尾久自動車学校でした。
当時もでしたが、二輪免許取得の際もとても丁寧に教えてくれて、大満足です。
他との比較が出来ませんけど、個人的には大いにオススメします!

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で、今回の本題です。

免許取得と同時に行ったのがバイク選びです。
折角免許を取ったらバイク乗りたいですからね!

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買うにあたって重視したのは、

① 250cc
② クラシックな見た目
③ 安い
④ 積載力がある

この4点でした。

順を追って説明すると、250ccで車検不要ってのは特に重視しました。
我が家には車もありますし、通勤用のリトルカブを手放すつもりもありません。
今回はそれらに加えての増車ですので、車検が無く維持費の安い250㏄と言うのが絶対条件でした。
いずれ物足りなくなったら400ccや、大型免許を取ってステップアップすれば良いですし、それはそれでまた楽しみですからね。

次にクラシックな見た目ですけど、私はバイクに限らず車にしても家具にしても、温泉だってそうですけど、歴史の重みを感じる古臭いのがすきなんですよね。
単車と言われて誰もが想像するような丸目のネイキッドが絶対条件でした。

3番目に安い事!
あくまで趣味でしかなく不要不急な物ですし、1台目ですので、安いってのも重視しました。
それに紅鮭(嫁)の理解を得るのに安いって言うのは最大の武器ですからね。

最後に積載力ですけど、基本的にバイクの積載力は車と比べると絶望的です。
じゃあ何をもって積載力と言うかですが、端的に言って、リアボックスをつけた時にバランスが崩れない事です。
最近のバイクってリアが跳ね上がっているのが多く、それはそれでスポーティーでカッコいいのですが、そんなバイクにリアボックスを付けるとボックスの位置が高すぎて・・・ ボックスが宙に浮いているみたいなバイク、結構ありますよね。
そんなわけで、リアが跳ね上がっておらず、低い位置にボックスが収まるバイクが良かったのです。

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そんな訳で絞っていき、最初に気になったのはコチラ ↓

ヤマハ (YAMAHA) SR400
SR400の初登場は1978年3月のこと。その前年の東京モーターショーで「来春発売予定」として展示され、その通りリリースされた。デビューから幾星霜、ヤマハが誇る日本の名車となり、愛されつづけるロングセラーモデルの代表格と言っても過言ではない...

おい、250cc縛りはどうした! って言われそうですけど、クラシックテイストでカッコいいバイクと言えば、SR400を置いて他にないでしょ! みんな大好きSR400!
ただ、これは早々に候補から外れました。

ハッキリ言って、高いんです!

排ガス規制で2022年に惜しまれつつ廃盤し、新車価格が税込み約60万円だったものが、ある程度状態が良いものだと100万円近くの金額になっています。
探せばその半額50万円くらいでもありますが、年式古すぎたり魔改造されていて原型留めてなかったりで・・・
コロナでバイク人気が沸騰し、半導体不足で新車供給が追い付いていないのも中古相場を引き上げる要因になっているみたいですね。

付け加えるならば、SR400はキックスターターオンリーで、免許取り立ての初心者には敷居が高いってのもありますね。信号の右折でエンストなんてしようものならばエライ目にあいますから・・・

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次に気になったのはコチラ ↓

カワサキ (KAWASAKI) エストレヤ/RS/カスタム | ESTRELLA/RS/Custom
1992年に発売され、2017年をもって生産が終了したエストレヤ。直立した空冷単気筒エンジンはじめ、車体の造形は、1950年代のメグロジュニア(目黒製作所は後にカワサキが吸収)をほうふつとさせるものだった。249ccの空冷4スト単気筒SOH...

ただコレも早々に候補から消えました。
理由はSR400と同じで、人気車種なので高いからです。
2017年に販売が終了しており、当時の新車価格は60万円弱でしたが、今では程度が良いものは100万円以上します。
年式が古いものであれば多少は安くなりますけど、それでも高いですし、古すぎるとメンテナンス大変そうで・・・

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そんな訳で、「バイクって意外と高いなぁ、買えるものねーじゃん!」と思いつつ、次に見つけたのがコチラです ↓

ホンダ (HONDA) CB223S
ホンダCBシリーズの名を冠したシンプルなスポーツバイクとして2008年に登場したCB223S。車種名どおりの223cc空冷単気筒エンジンは、FTRやXL230、SL230などに用いられてきた伝統あるエンジンで、登場時の2008年は、平成18...

CBと言えばホンダの正統派バイクで、その233ccの小型車です。
でもコレ、まぁ色々とあって、世間ではどうやら不人気車扱いらしいです。
個人的には私が好きか嫌いかだけですので、巷の人気なんて関係無いんですけどね。
金額的にはそこそこ程度良いのでも30~40万円ほどであります。ちょっと良さそう・・・?

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もうひとつホンダ車から、コレもちょっと気になるんですよね ↓

ホンダ (HONDA) VTR250 | VTR
VT250F(1982年)から続くVT250シリーズに、特徴的なトラス構造のフレームを得たニューモデルが登場した。それが1998年に発売されたVTR。これは、第32回東京モーターショー(1997年)に参考出品されたモデルが好評を得てのもので...

今まで候補に挙げた車種は全部単気筒ですが、こちらはV型の2気筒です。
一応丸目ですけど、クラシックって感じではありません。デザイン的にはギリギリの許容範囲。
色々レビューを見ていると、走りが爽快で使い勝手も良く、故障も少ないからバイク便なんかでもよく使われているそうです。
酷使されている車体も多く、年式や走行距離によってバラつきが多いですが、金額的には何とかなりそうです。一気にこれに気持ちが傾きかけました。
難点は足元が窮屈らしく、長身の私にはちょっと辛そう。
あとリアボックスの収まりが悪そうです。

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話は少し逸らしますけど、バイクは勿論、車もですけど、どれが良いかと悩んでいる時って楽しいですよね。
色んな人のレビューを穴が開く程何度も読みながら、自分が買った時の事を想像してみる。
そのうち所有していないのに、他人のレビューで「ここが良い!」「ここはちょっと残念」なんて語れるようになっちゃうんですよね。

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そんな楽しいバイク選びをしながら、最終的に決めたのはコチラです。↓

スズキ (SUZUKI) ST250/Eタイプ | ST250/E-Type
ST250は、あくまでもシンプルな、バイクらしいバイクとして、2003年12月に発売された。空冷単気筒のエンジン、オーソドックスなフレーム構成、丸目ヘッドライト、リアショックは2本、アナログメーターなど、これ以上そぎ落とす部分はなかった。事...

スズキの単気筒バイクです。
そもそもスズキって、車もですけどバイクも安いんですよね。
このST250eは前述のSR400やエストレヤみたいな人気もありませんので、コロナ禍で価格高騰しているとは言え、今まで挙げた中では一番安いです。

見た目的には私のストライクゾーンど真ん中です。
メッキパーツが多用されていて、いかにもバイクって感じの佇まいはかなり好き。
これにキャブトンタイプのマフラーなんかつけたら、とってもクラシックな感じで最高!
リアボックスをつけた姿も悪くなさそうですね。

細かい所を言えば、メーターが二眼じゃないとか、単気筒なのにショートストロークだから単気筒特有のドコドコ言う鼓動感がエストレヤと比べて劣るとか、「スズキって安っちいよなぁ~」(そりゃアンタが財布の紐縛ってるからだろ!)とか、挙げたらキリが無いですけどね。

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と言うわけで、本命をST250eに絞りつつ、教習所に通う日々が続きます。

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続く

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