アルカリ性単純温泉
(源泉名:混合泉 修善寺温泉事業協同組合 集中管理泉)
60.4度 / ph8.6 / 2023.2.17
Na+ = 147.8 / K+ = 4.5 / Ca+ = 17.1
Cl- = 131.6 / SO4- = 125 / HCO3- = 69.5 / CO3- = 3.9
HAsO2 = 0.2 / H2SiO3 = 67.3 / HBO2 = 5.0
成分総計 = 572mg
静岡県伊豆市修善寺925
0558-72-5282
男女別内湯
大人 700円、子供(小学生未満) 400円
12:00 ~ 21:00
伊豆は温泉の宝庫です。
有名どころと言えば、熱海、伊東、下田などがありますね。
ここ修善寺も伊豆にある有名温泉地で、なんでも伊豆では一番歴史の古い温泉地なのだそうです。
その歴史は古く、平安時代の807年まで遡ります。
この地を訪れた弘法大師空海が、独鈷杵(とっこじょ)と言う仏具で岩を砕き温泉を掘り当てたのが開湯とされているんですよね。
弘法大師は全国各地で温泉を掘り当てており、「え? ここも弘法大師が掘り当てちゃったの!? 弘法大師凄すぎない?」って温泉が多々ありますけど、この修禅寺は特に有名ですよね。
今でもその弘法大師を偲んで、独鈷の湯(とっこのゆ)と言う、修禅寺のシンボルがあります。
余談ですけどこの独鈷の湯、昔は入浴出来たらしいですね。
私が温泉めぐりを始める前に入浴禁止になり、しばらくは足湯だったのも廃止され、今では見学するだけになってしまいました。
今更な話ですけど、ここで入浴するのって、なかなか度胸要りそうですよね・・・
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さて、そんな歴史ある修禅寺温泉ですので、街中には共同浴場が幾つかあります。
ただ、そのどれもが地元の人しか入れない、所謂ジモ専って奴です。
そんな中で唯一観光客ウェルカムって感じでオープンな共同浴場がこちら、筥湯(はこゆ)です。
修禅寺温泉のど真ん中にあります。
独鈷の湯は目の前で、すぐ隣は公共の有料駐車場もありますので、とりあえず迷う事は無いでしょう。
入浴料は私が利用した2024年3月時点で大人ひとり350円。
4月から値上がりだそうで、これはまぁ、今時ですから仕方がありませんけど、何と驚きの倍額で700円になってしまうようです。
値上がり前に入る事が出来てよかった・・・
で、肝心のお湯なんですけど・・・
手短に結論だけ書きますね。
駄目駄目でした・・・ (´・ω・`)
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いや、こんな事、ほんとうは書きたくないんですけどね~
見事な塩素循環です。
浴室入った瞬間にムワっと襲って来る塩素臭は、お湯に浸かると更に顕著で、何と言うかですよ、肌がむず痒くなります。
しかも、何故か白い湯花みたいな・・・ いや、この泉質で湯花はおかしいでしょ!!!
埃と言うか汚れですよね、コレ。そんなのがちょっとですけど舞っています。
不思議な事に利用者は多いです。
まぁ、修禅寺って他に立ち寄りで入れる温泉少ないですからね。
ここに集中してしまうのも仕方が無いとは思いますけど。
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浴室の風情は総木造りでとても良かったです。
カランから出るお湯も、もしかしたら温泉なのかな? 湯舟の方から強烈な臭いが襲ってきて気付かなかっただけかも知れませんけど、塩素臭は感じませんでした。
カランのお湯をたっぷり浴びてから出ましたけど・・・
う~ん、どうなんでしょうね、コレ。
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とりあえず値上げ前に入る事が出来て良かったです。
700円払ってこの塩素臭を嗅いでいたらと思うと・・・
スルーしようかと思っていた私の背中を押してくれた温泉仲間のYさん、ほんとうにありがとう!
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2024年 3月4日 - 再訪・日帰り入浴
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