バイク備忘録リトルカブ

第2話 – リアサスペンションとシートを交換しました

リトルカブを購入してからおよそ3週間が経ちました。
基本的に通勤用途です。
でも、走っていて気持ちが良いので、たまにフラッと無駄走りなんかもしてしまいます。

よく、バイクで風を感じるなんて事を言う人がいて、正直「なんだそりゃ!?」って思っていました。コペンに乗っている時は「コペンでも風を感じる事出来るぞ!」とも思っていました。
でも、たかだか原付ですが、乗って見て初めて分かりました。

バイクで風を感じる事がこんなに気持ちが良かったなんて!!!
今までの人生、ちょっと損をしていたような気分です。

あ、一応フォロー入れておきますが、コペンはコペンでとても気持ちが良かったです。
手放してしまった今でも、いつかまた乗りたいと思う、素晴らしい車でした。


オープンカーの気持ち良さとバイクの気持ち良さは、似ているようで全く異なるものです。
オープンカーにはオープンカーの、バイクにはバイクの、それぞれに良さがあってどちらも捨て難く、優劣なんかをつけるものではありませんね。

どっちも最高に気持ちが良いです!

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で、話を戻し、楽しくて仕方が無いリトルカブですが、走っているうちに少しずつ、不満も感じるようになってきました。
その一つが、リアのサスペンション。
流石に20年も前の車体なので仕方が無いですが、リアサスペンションがヘタってるんですよね。
初心者ライダーの私でも分かる程です。
具体的に言うと、フワフワし過ぎていて接地感がまるで無いのです。それに、ちょっとした段差でもサスペンションが底を衝いて、お尻にドスンと衝撃を受けるんですよね。

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と言う事で、リアサスペンションを変える事にしました。
リトルカブのリアサスペンションは、スーパーカブ(普通のカブ)と一緒です。
カブなんてそこら中に走っているわけで、サスペンションも色々と選べるのが嬉しいですね。しかも、結構安い!

色々と調べて、私が選んだのは、キタコのN350Sと言うサスペンションです。
リトルカブのサスペンションは基本的に330mmなのですが、この製品は20mm長い350mmです。
ただでさえ小さなリトルカブ、足つきが良すぎて足元が若干窮屈なので、少しでも車高が高くなればと言う算段。
一緒に必要な工具も買いました。車のメンテナンスでも使えるので一石二鳥。

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ついでに、純正のシートも経年で劣化していたので、社外品のシートを買いました。
レビューなんかを読んでいると、純正よりも少し腰高になるみたいです。
これも個人的にはかなり嬉しい。

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届いたので早速取り付けてみました。

↓ ビフォー

↓ アフター

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ちなみに私は、自慢ではありませんが、今まで車も含めて自分で整備なんかほとんどした事ありません。
でも、ネットで調べれば先駆者の方の情報が幾らでも出てきます。それを参考にしながらやって、なんとか自力で交換する事が出来ました。
人間やれば出来るもんですね!
やってみると、「意外とこんなもの!?」って感じですね。結構簡単でした。

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で、交換してみて、実際に走ってみた感想。

自己満足も大いにあると思いますが、交換して良かったです。
まず間違いなく言える事は、リアサスペンションがしっかりと機能して、段差でドスンドスンと底を衝く事がなくなりました。
サスペンション自体も結構固めで、ポヨンポヨンせず地面にしっかりと食いつくので、普通に走る分にも安心感がまるで違います。

シートに関しても、劣化でベタベタしていたのがサラサラになりました。
サスペンションとシートで合計40mmほど足元が広くなったので、姿勢も楽になり、だいぶ乗りやすくなりました。

見た目に関しては完全に好みなんですけど、螺旋状のサスペンションは何となくカッコいいですね!
と言うか、純正のがひび割れなんかもありボロボロで、ちょっとみっともない事になっていたので、新品ピカピカは気持ちがいです。

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欠点を言えば、サスペンションが330mmから350mmに伸びた事により、平坦な場所でセンタースタンドで立てた際、タイヤ地面に当たってしまいます。
我が家の場合、敷地が道路に向かって緩やかに傾斜しているので、下り向きに停めれば荷重が前のめりになって後輪が浮きます。チェーンに注油とか整備する上では問題ありません。

あと、タイヤの位置が下がった事により、サイドスタンドで立てると車体が矢鱈とナナメになってひっくり返るのではと心配になります。(実際にひっくり返る事は無い)

最後にひとつ、リアサスペンションが伸びたために、リアのアスクルシャフトの位置にマフラーが来てしまい、メガネレンチが入らなくなりました。(解放部のある普通のスパナであれば問題ありません)
そのため、チェーン調整をする時はちょっとだけ不便になりました。

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でも、そんな欠点を補って有り余るほどの快適性。
実用性だけでなく、自分で弄ったと言うだけで満足感もあります。
今まで車も含めてあまりカスタムってした事がありませんでしたが、いざやってみると案外楽しいものですね。
バイクを弄る人の気持ちが分かってしまいました。

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さて、次はどこを弄ろうかな?

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つづく – 第3話 – 通勤原付ツーリング to 山梨 (前編)

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