小野川温泉山形県

やな川屋旅館 (小野川温泉) ★4.0

含硫黄-ナトリウム・カルシウ ム-塩化物温泉
(協組第4号源泉高見屋源泉) 80.3度 / ph6.9
Na+ = 1412 / K+ = 123.2 / Mg++ = 4.3 / Ca++ = 547.2
Cl- = 3199 / Br- = 8.7 / HS- = 1.7 / SO4- = 78.3
H2SiO3 = 241.7 / HBO2 = 28.7 / CO2 = 24.4 / H2S = 2.5
蒸発残留物 = 5831mg

山形県米沢市小野川町2486
0238-32-2211
男女別内湯・露天風呂
400円
9:00 ~ 20:00

色々と生活環境が変わり、以前のようなフットワークで温泉めぐりが出来なくなって久しいです。

温泉を通して仲良くなった仲間は沢山いますが、以前と変わらぬペースで温泉めぐりをしている仲間を見ていると、なんて言うんですかね?
一緒に行きたくても行けないもどかしさや、それが元で私自身が勝手に感じてしまう疎外感とか、寂しさを感じてしまうのです。
なんだか、私ひとりだけが取り残されてしまったような気がして、少しずつ距離が離れてしまっていました。

だからと言って、変わってしまった生活ばかりは仕方がありません。
仕事と子育てに没頭する日々。
まぁ、それが普通の人の当たり前な生き方な訳でして、目の色を変えて週末ごとに温泉地を彷徨っていた時の方が異常だったのですけどね。

「もう温泉マニアなんかじゃなく、ただの普通の温泉好きになっちゃったよ」
なんて、冗談半分のつもりで言いながらも、それは紛れもない現実なのです。
その言葉を使う度に、ひとつの趣味を失ってしまった悲しさを覚えるわけで・・・

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そんな折、しばらくの間会えないでいた温泉仲間から「みんなで集まるから、たまにはJakeも来いよ!」とお誘いを頂きました。
最初はどうしようかな?なんて迷いつつ、何とか仕事の都合もつき、参加させて頂くことに。
場所は私が大好きな小野川温泉のやな川旅館。
小野川温泉の旅館は結構入り潰していましたが、数少ない私が入った事の無い旅館でしたので、願ったりかなったりです。

で、途中寄り道をしながら、宿に到着。

久しぶりに会う懐かしい面々。
年に1度くらいは会っていた人もいますし、それこそ3年ぶり?もっとかな?なんて人もいます。
今まで義理を欠いていただけに、少し身構えていましたが、会ってしまうとこんなモンなんでしょうね。
ブランクなんかまったくなく、あっという間に打ち解けて、以前と変わらぬ馬鹿話に花を咲かせ、笑いの絶えない居心地の良さ。

なんでもっと早く、この場所に戻ってこなかったのだろう?
危うく大切な仲間まで失ってしまうところでした。

ひとつ変わっていたのは、私も含めてですけど、みんな少しだけ年を取りましたね。
以前であれば、みんなで血眼になって立ち寄り湯していましたので、宿泊する宿に18時前にチェックインする事なんて滅多に無かったのに、早い人なんか15時に宿に入り、気持ちよさそうに酒を飲んでいたりします。
私が「なに普通の人みたいに寛いでいるんですか!!!」と言うと、「年取ったからね、最近はみんなこんなだよ!」なんて言って笑っていました。
まぁ、私も以前ほど体力無いなぁと感じる事が多々ありますからね。
私だけでなく、みんな大なり小なり、生活だったり体調だったりの変化があったみたいです。

でもやっぱり、みんなと一緒にいると楽しい!
これに関しては、周囲にどんな変化が起ころうと、まったく変わっていません。
時間を忘れて大騒ぎしながら、久しぶりに頭が痛くなるほどに笑いました。

以上、私の自慢、死ぬまで一生仲良くお付き合いさせて頂きたいと思った、素敵な仲間達のレポートでした。

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え? 温泉レポート?

あ、はい、そうでした。

でも、久しぶりに仲間と再開して、大騒ぎしながら飲みまくったので、あまり記憶に無いんですよね~・・・

なので、手短に。

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大浴場「斧川の湯」

ふんわりと優しい硫黄臭が漂うお湯。
小野川の共同源泉が使われています。

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展望露天風呂

目隠しがされているので身を乗り出す必要がありますが、温泉街を見下ろす事が出来ます。
こちらもふんわり硫黄臭で気持ちが良いお湯。

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本館の建物裏手、別館ほてい荘にある「こまちの湯」

きのこ湯口から源泉が注がれています。
湯舟が小さいので、鮮度はここが一番に感じました。
やな川屋旅館に3箇所ある中で、私のお気に入りはここ。

見落としがちですが、湯舟の縁が可愛らしく彫刻されています。

夜明けから雪が降り始め、あっと言う間に銀世界。
浴室内からでも雪景色を楽しむ事が出来て、気持ちの良い湯浴みが出来ました。

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久しぶりの仲間と再開出来たお宿。
仲間との再会で盛り上がり過ぎて、お宿の印象が少し薄れてしまったのが残念でなりません。
是非とも再訪して、今度はゆっくりとお湯を堪能したいと思います。

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2017年 12月17日 ー 初訪問・宿泊

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