群馬県草津温泉

ホテルおおるり (草津温泉) ★4.0

酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
(源泉名:西の河原源泉)
49.5度 / pH1.77 / H15.5.2
Na+ = 81.4 / K+ = 34.5 / Ca+ = 93.8 / Mg+ = 41.4
Fe+ = 15 / Mn+ = 1.45 / Al+ = 70.2
F- = 14.2 / Cl- = 499 / HSO4- = 225
H2SiO3 = 229 / HBO2 = 13.2 / H2SO4 = 5.7 / CO2 = 4.7
成分総計 = 2010mg

酸性-塩化物・硫酸塩温泉
(源泉名:万代鉱) 96.5度 / pH1.6 / H25.5.15
Na+ = 101 / K+ = 57.9 / Ca+ = 102 / Mg+ = 57
Fe+ = 6.31 / Mn+ = 2.89 / Al+ = 47.1 / H+ = 26
F- = 23.2 / Cl- = 742 / SO4- = 836 / HCO3- = 732 / Br- = 2.9
H2SiO3 = 501 / HBO2 = 18.7 / H2SO4 = 48.1 / CO2 = 14.7
成分総計 = 3320mg

群馬県吾妻郡草津町大字草津512-3
0279-88-3003
男女別内湯・露天風呂
500円
立ち寄り時間は要確認

とても個人的な話なのですが、最近会社の人達と仲良くしています。
コロナの時期なのであまり大っぴらには出来ませんが、たまには飲みに行ったりもしていて、その流れで今度どこか旅行へ行こうと言う話になりました。
で、浮上した旅行先が草津温泉。
私にとって草津は何度行っても飽きる事の無い温泉地なので、願ったりかなったりです。

宿泊先は、湯畑からも近い「ホテルおおるり」にしました。
このホテルおおるりは北関東を中心に安価で泊れる宿を展開するおおるりグループが経営するホテルです。
車で行く私は利用しないサービスですが、東京から無料バスが出ていて、ホテルまで送迎してくれたりもします。そのうえで、一泊料金がとんでもなく安い!
その一方で、施設の古さや接遇についても指摘される事があり、ネットでは話題になりやすいお宿ですね。
私も以前から知ってはいましたが、宿泊するのはこれが初めてです。

気になる宿泊代金は、割引なんかもあって、1泊2食付きで6,897円(税込み)と、噂通りの超格安!!!
素泊まりではなくて、食事付きで、7000円切っちゃっています。
ここまで安いと逆に不安になります。

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さて、到着したホテルおおるり。草津温泉街の中心で、湯畑と西の河原との間みたいな場所に位置していました。
草津にはしょっちゅう来ていますが、「へぇ、おおるりってここだったんだぁ」と言う印象。
かなり大規模な建物ですが、正面玄関が西の河原側にあり、普段あまり通らない所なので気が付きませんでした。

コロナ禍で、しかも訪れたのは平日。ホテルも少し閑散としていますが、温泉街を見ても人の数が明らかに少ないです。

フロントで受付を済ますと鍵を渡され、自分で部屋を探すビジネスホテルスタイルです。
金額を考えたら当たり前ですけど、中居さんがお部屋まで案内してくれてお茶を入れてくれる・・・ なんてサービスはありません。
通されたお部屋は小ぢんまりとした和室で、1~3名用との事。
今回は私を含めて4人だったので隣り合う2部屋を取りました。

シンプルで素っ気ない部屋です。別に不満はありませんが、普段良い宿に泊まり慣れている人からしたら、ちょっと物足りないかも知れません。
でもまぁ、金額を考えたら、これでも贅沢なくらいです。
もっとボロボロでひどい部屋を想像していました。

私達の部屋は5階、窓を開けるとなかなかの眺望です。
他所の宿の屋根が見えるだけで、あまり面白くない光景とも言えますが、これはこれで、まぁ、悪くはありません。

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温泉紹介、、、 の前に、食事について書きたいと思います。
おおるりグループと言えば夕食時バイキングが有名ですが、折しもコロナ禍の真っ只中、個別での配膳となりました。
足りなければカレーやパン、サラダ程度の物をバイキング形式で追加する事も出来ます。
食事会場にいたのは、私達を含めて7~8組です。
幾ら平日とはいえ、あまりにも少ないです。コロナが観光地に与える影響って、やっぱり大きいですね。

で、食事の内容ですけど、7000円を切る宿泊料金なので全く期待していませんでしたが、凄い充実しています!
なんと、アワビの踊り焼きがついていました!(アワビの代わりにロブスターの黄金焼きも選択可能)

アワビ以外にも、肉や魚、天ぷらなど、結構充実しています。
着席時には既に配膳済みでしたので、天ぷらなどは冷めていましたけど、それでも普通に美味しいです。
しかも、アルコールワンドリンクサービス付き! 私は迷わず生ビールを選択。
アルコール類のお替りはセルフサービス形式で、1杯たったの200円!!!
私はずっとビールを飲み続けましたが、日本酒やワインなども選択可能。
どこで採算を取っているのか心配になるほどの激安充実ぶりです。

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朝食はバイキング形式で、一品一品は質素ながらも和洋食色々と揃っています。
食べたい物を好きな量食べれるのでとても有難いです。

食事については、この金額でこの内容ならば何一つ不満ありません!

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さて、肝心のお風呂。
入る事が出来るお風呂は、おおるり本館の2箇所と、紅葉館別館の1箇所で計3箇所です。

紅葉館にも岩風呂が1箇所あり、湯畑源泉を引いていたそうですが、私達が訪れたこの日は紅葉館は閉鎖されてしまっていて利用出来ませんでした、残念!

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【本館 岩風呂 – 西の河原源泉】

本館1階にあります。
恐らくここがこのホテルのメインとなる大浴場。
使用源泉は西の河原源泉らしいですが、何故か西の河原源泉の他に万代鉱の成分表も張られていました。ちょっと紛らわしい・・・

内風呂と露天風呂があります。
内風呂は手前が洗い場、奥に広々とした湯舟があるシンプル構造。

お湯は西の河原源泉。白旗や地蔵源泉のような硫黄臭や、湯畑のようなマイルドさは無く、万代鉱に少し近いピリッとする刺激的なお湯です。
これは草津のお湯すべてに共通しますが、酸性が強いので強力な消毒液の中に浸かっているような心地よさがあります。

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内湯からは露天に出る事が出来ます。
立地条件の良い宿の宿命ともいえますが、眺望は全くありません。
屋根が抜けているだけと言う感じの造りです。

内湯よりも温度が少し温めで、41度くらいでしょうか。ゆっくりと浸かる事の出来る気持ちが良い温度設定でした。

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【本館 ひのき風呂 – 万代鉱源泉】

本館2階にあるお風呂。
少し分かり難い、ちょっと変な所にあります。
内湯のみで、手前に洗い場、奥に湯舟と言うシンプル構造。

ひのき風呂と言う名前の通り、壁面や湯舟の縁の一部にひのきが使用されていますが、洗い場の床面や浴槽そのものはタイル張りで、ひのき風呂っぽさはありません。

使用されている源泉は万代鉱。草津では一番酸性度の高い刺激的なお湯です。
硫黄っぽさを全く感じないお湯で、一般的には不人気らしいですが、私は結構好きな源泉だったりします。

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【紅葉館別館 岩風呂 – 万代鉱源泉】

紅葉館の別館にあるお風呂です。
本館から行くには連絡通路を通らなければならず、見つける気で探さなければたどり着けない所にあります。

個人的には一番気に入ったお風呂です。
小ぢんまりとした湯舟に岩が組まれていて、なかなかの風情。
お湯は万代鉱源泉、小さな湯舟で、見つけ難い場所にあるので恐らく利用者がかなり少ないのでしょう、鮮度は抜群です!

深夜と朝、二度利用しましたが、どちらも貸切状態で気持ち良く湯浴みが出来ました。

他の浴室が湯気で蒸しているのに、何故かこの浴室だけはお湯からの湯気すら立っていません。
湯気がムワっと籠って息苦しくないのも気に入ったポイントです。

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今回入る事の出来なかった紅葉館の岩風呂も似たような造りの内風呂があったみたいです。入ってみたかった、残念・・・

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格安で宿泊出来て、食事も良く、3種類の源泉(今回は2種類でしたが)を楽しむ事が出来る最高のお宿ですが、最後にひとつ特筆すべきことがあります。
それは、草津温泉の中心である湯畑までの近さ!
正面玄関は西の河原側ですが、それとは別に裏口があり、温泉街にあるお宿「極楽館」の裏に出る事が出来ます。そこからだとたったの3分で湯畑に到着です!

草津には沢山お宿がありますが、一般的に湯畑までの距離は近ければ近い程良いとされています。湯畑そのものも見応え充分ですが、湯畑の周りには土産物店や無料で入る事の出来る共同浴場なんかもあり、街歩きしているだけでも楽しい場所ですからね。

そんな、草津に来たら必ず訪れたい湯畑まで徒歩で僅か3分のお宿が、2食付きで7000円を切っているのですから驚きです!
ここであれば、浴衣を着て温泉街を散策するとか、共同浴場巡りをするなど、草津観光の拠点とするのに申し分のない、最高のロケーションです。

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おおるりグループの宿は安くてコストパフォーマンスに優れているとは聞いていましたが、、まさかこんなに良いお宿だとは思っていませんでした!
ネットの掲示板や宿泊予約サイトの口コミでは、辛辣なレビューをする人もいますけどね。
私はそんな人に、声を大にして言いたいです。

「この金額でここ以上の宿が他にあるなら言ってみろ!安い宿にどれだけ求めてるんだ、みっともない!!!」

口が悪くてすみません。
でもこれ、正直な感想です。
そんなネガティブな口コミなんかを見て、実は私も、「安かろう悪かろうの宿みたいだし」と、おおるりグループの宿は避けていたくらいですからね。
建物の古さや清掃面など、もう少し改善した方が良いんじゃないかな?って部分は、確かにあります。
でも、そんなのは余裕で目を瞑る事の出来る、圧倒的なコストパフォーマンスがこの宿にはありました。

次回以降、草津に泊まる際の定宿になりそうです。

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・・・と、これだけでレポートを締めくくる事が出来れば良かったのですが、コロナの影響で旅行需要が伸び悩み、おおるりグループが所有する12箇所あるうちの10箇所が閉鎖される事になってしまいました。
残念な事にここも閉鎖の対象なのだそうです。
また利用したいと思っていた矢先の出来事だったので、残念で仕方がありません。
草津にあるもう一箇所のおおるり「ホテルニュー紅葉」は残るそうなので、今度はそっちに泊まってみたいとも思いますが、湯畑からは少し離れてしまうんですよね。

早くコロナが終息して普段通りの日常が戻ってきて欲しいものです・・・

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2021年 2月24日 ー 初訪問・宿泊

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