アルカリ性単純温泉
(浜脇温泉源泉 他) 62度 / ph8.5
Na+ = 170 / K+ = 17.6 / Ca++ = 15.1
Cl- = 140 / So4– = 52.6 / HCO3- = 260
H2SiO3 = 67.9 / HBO2 = 10.2
成分総量 = 750mg
大分県別府市末広町4-20
0977-22-5039
男女別内湯
100円
7:00-11:00 / 14:00-22:30
別府温泉のはずれ、住宅街の一角にある共同浴場です。
管理人は非常駐で、入り口の扉には常に鍵が掛かっています。
組合員の方は自分で鍵を開けて入る事が出来るのですが、一見さんはそばにあるタバコ屋でお金を払い、タバコ屋さんに鍵を開けて中に入れて貰う必要があります。
メンドウでややこしいと言えばそれまでなのですが、この煩雑な手続きが期待感を盛り上げてくれてなかなか新鮮です。
共同浴場ですので、内部はとってもシンプル。
脱衣所と浴室があるだけの、分かりやすいつくりをしています。
浴室内には湯船が一つあるだけ。ぱっと見では無愛想な感じもしますが、男湯と女湯の壁には植木などが置かれており、地元の方達が手入れをしている様子を伺うことが出来ます。
皆さんが大切にしているお風呂なんですね。
こういう所では殊更にマナー良く利用したいものです。
お湯は無色透明で、ごく僅かに潮の香りがするだけのあまり特徴が無いものです。
無個性といえばそれまでですが、なかなか新鮮で、とても気持ちが良いです。
立地的には別府温泉に位置するのですが、成分表を見たところ、源泉は浜脇からの引き湯でした。
帰り際、外に出ようと思って出入り口の引き戸を見た所、小さく「会員用」のラベルが貼られていました。
あぁ、何だか、他人の風呂場に土足で入ったような、少し申し訳ないような気持ちと、受け入れてくれた事に対する有り難味のようなものがないまぜになり、とっても複雑な気持ちです。
会員であれ、通りすがりの観光客であれ、お互いに気持ちよく利用できるよう、マナーを守って利用したいですね。
2006-2/25
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