島根県

共同浴場 亀の湯 (三瓶温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物温泉
(三瓶温泉) 37.5度 / H15.6.19
Na+ = 495 / K+ = 53 / Ca++ = 113 / Mg++ = 42.7
Sr++ = 2.31 / Fe++ = 5.6 / Mn++ = 1.5
Cl- = 873 / Br- = 3.43 / HCO3- = 318 / SO4– = 9.63
I- = 0.3 / H2SiO3 = 215 / HBO2 = 20.5 / CO2 = 289
成分総計 = 2440mg

島根県大田市三瓶町志学
男女別内湯
200円
8:00 – 20:00

三瓶温泉に2軒ある共同浴場のひとつ、亀の湯です。
鶴の湯は簡単に見つけることが出来たのですが、この亀の湯は温泉街から少し離れた所にあるので、見つけるのが少し大変でした。
たどり着いてみればなんて事無いんですけれどもね。

外見はいかにもって感じの共同浴場です。駐車場が数台分あるので、車でのアクセスも容易で、使い勝手は良さそうです。
中に入ると、誰もおりません。どうやら料金箱制のようで、玄関先にある料金箱にお金を入れて中に入ります。
昼間と言う中途半端な時間に訪れたせいか、利用者が他に誰もおらず、貸しきり状態でした。
ちょっとラッキー!?

さて、その浴室。結構広々とした室内の中央に、小判型の湯船がドーンと鎮座しています。
お湯は鶴の湯と同じく、オレンジ色に濁った炭酸鉄泉です。光の加減で、少し茶褐色にくすんで見えます。
湯口は2箇所にあり、ひとつは湯船の奥、もうひとつは、湯船の中央で、そのどちらからも、勢い良くお湯がザブザブ注がれています。もったいないくらいの掛け流し量です!

お湯の温度は体温を少し上回る程度の、かなり温めです。幾ら浸かっていても温まりませんが、疲れる事も無いので、ずっとお湯の中で時間を過ごす事が出来ます。
どうやらこの共同浴場は、夕方の利用者が多くなる時間になったら、お湯を加温するようで、それまでの間は非加熱のままの源泉を掛け流しているようです。非加熱の源泉を味わえた私はラッキーですね!
肌触りはサラサラで、しっかり金気臭と炭酸臭、それに臭素臭なんかも混じっている印象です。
大きめの湯船は、湯底も深く、お尻をついて入ろうとしたらおぼれてしまいます。
何だかプールに入っているような気分です。
普段はそんな事をしない私ですが、誰もいないことを良いことに、中央の湯口を支柱にして、浴槽内をグルグルと回ったりして遊んでしまいました。

渋い浴室に良いお湯で、こんな共同浴場が関東にあったら、夏場は何度も通ってしまいそうです。このお湯をはじめ、三瓶温泉の事がすっかり気に入ってしまいました。
山陰に再び訪れる機会があったら、是非とも再訪したいと思う一湯です。

余談ですが、男湯と女湯は声が通りませんので、長湯する際は注意が必要です・・・

動画

2008-10/13

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