島根県

ウェルシティ島根 (えんや温泉) ★3.5

カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉
(有原温泉) 40.7度 / H15.3.7
Na+ = 3200 / K+ = 30 / Mg++ = 16 / Ca++ = 3700
Sr++ = 20.6 / Fe++ = 1.6 / Ba++ = 2.69 / Mn++ = 0.24
Cl- = 13000 / Br- = 39 / F- = 2.7 / HCO3- = 61
I- = 9.6 / H2SiO3 = 44.2 / HBO2 = 44.2 / CO2 = 15.1
成分総計 = 20190mg

島根県出雲市塩冶有原町2丁目16
0853-23-7388
男女別内湯 ・ ジャグジー
500円
10:00 – 21:00

出雲の市街地にある温泉です。施設はホテルになっており、ブライダルなども執り行う立派なところです。
お湯が特徴的だと聞きましたが、ネットでの露出もあまり無いので、是非とも行って見たいと思い行って来ました。

さて、そのお風呂。入って左手側に洗い場があり、右手側が湯船です。
浴室に入って最初に感じたのは、強烈な塩素臭。それもそのはず、右手側には手前と置くに湯船があり、手前側は水道水の沸かし湯で、ジャグジーがされているのです。
どうやらこのお湯から塩素臭が漂っているみたいです。
私の目当ては、奥の湯船。こちらは茶褐色に濁る、正真正銘の温泉です。

そのお湯。肌触りはヌルツル系。しっとりと肌にまとわりつきますが、お湯から上がるとべたつきを感じます。
お湯の使い方の掲示が見当たりませんでしたが、加温循環されている様子です。ほのかに塩素臭もするので、消毒もされている様子。少し残念。
で、その特徴的だと言ううわさがあったお湯、匂いを嗅いでみたところ・・・

うーん、なんだかモール臭と鉱物臭が混ざり、そのうえほのかなアブラ臭がするではありませんか!そうなのです、山陰地方で珍しいアブラ臭と聞いて是非来て見たかったのですね!
ただ、アブラ臭自体は、かなり弱めです。源泉温度が低い為に加温されており、そのうえ循環&塩素で、だいぶ弱まってしまっている様子なのが残念で仕方がありません。
ただ、浴室一角には源泉が注がれている蛇口があり、そこから出てくるお湯の匂いは、紛れも無く塩化物アブラ泉なのですね。
湯船に対する湯量は少ないのが残念。少しでも芳香なアブラ臭を堪能すべく、湯口真横に陣取り湯浴みをしました。

湯使いには色々と言いたくなりますが、こう言うお湯が山陰にもあると言う収穫があっただでも、個人的には満足です。
アブラ臭ファンであれば、山陰に行くついでに立ち寄ってみるのも良いと思いました。

2008-10/13

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