含弱放射能-ナトリウム-塩化物泉?
成分表発見できず
鳥取県東伯郡三朝町大字三朝
男女別内湯
200円
8:00 – 21:15 (日曜は11時から)
三朝温泉に2箇所ある共同浴場のうちのひとつ、株湯です。本当は前日のうちに行こうと思っていましたが、宿泊した旅館大橋からだと多少歩くことと、時間的にも遅いので、翌日になってしまいました。
場所は、温泉街から完全に外れた、住宅街の一角のような場所にあります。おおよその場所は分かっていたのですが、詳細な地図を持っていなかった私は、迷って細い路地をウロウロしてしまいました。
たどり着いてみると駐車場完備で使い勝手は良さそうなんですけどね。
外見はいかにもと言った感じの共同浴場です。
表には飲泉所があります。
入り口の所に券売機があり、そこで券を買い、受付の人に手渡します。
脱衣所は手狭で、3人も同時に入ると、お互いの体がぶつかりそうで、気を使いそうです。
基本が地元の人達専用と言う雰囲気の、実に共同浴場らしい造りです。
こう言うのは大好きです。
お風呂も脱衣所の大きさに見合った、とてもこぶりな物です。湯船がひとつ、4人も入れば足を伸ばせないような、コンパクトな物です。手前には一応洗い場もあります。
お湯は僅かに澄まし汁のように濁って見える、ほぼ透明の物。湯口は浴槽内にあり、気泡を伴ってボコボコと注がれています。まるで足元自噴のよう!湯量は豊富で、洗い場にザアザアと流れ去っています。
個人的に、共同浴場としての全てを満たす、素晴らしい造りをしています。これでお湯が悪い筈が無いでしょう!
で、そのお湯。期待通りに素晴らしいです!
お湯はシットリ纏わりつく感じのものです。お湯から上がるとペタペタ。ほんのり金気臭が香る、単純泉だらけの山陰の中では、強い特徴を感じるお湯です。
フロアが全体的に赤茶く変色しているのも成分の濃さの現れでしょうか。
同じ三朝でも、大橋や河原の露天風呂と泉質が異なり、とても興味深いです。
事前の情報ではとても熱いと聞いていましたが、45度あるかないかです。温いとは思いませんが、熱い温度ではありません。山陰のお湯はどこも温めなので、比較をするとって話でしょうね。山陰の人が東北になんて来ようものなら、悲鳴を上げるんじゃないかな?
平日の午前中、中途半端な時間と言うせいもあってか、他に利用者はいません。
良いお湯を独り占め!
当初は前日の夜に来ようと思っていましたが、その場合だと、混んでいたかも知れませんし、一日色んな人が入った後なので、鮮度だってここまでは良くなかったでしょう。
個人的に、ベストなタイミングで来れたのでは無いかなと思っています。
いやぁ、素晴らしい!もう一度三朝に戻ってくる機会があったら、ここだけは欠かさず再訪すると思います。
はるばる山陰に来て良かったなぁと、改めて実感させられる素晴らしい一湯でした。
動画
2008-10/10
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